ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-120 ほうれん草の発芽率を高めるには

2024年12月16日 | 日記
寒締めほうれん草の出荷も終えたばかり。
そのほうれん草。今年は、10畝、スイカの後に時期をそれぞれずらしながら種まきをした。
そのうちの1畝がポヤポヤと所々に発芽しているのが見える程度だ。
ほうれん草は土の中のPHが左右する。
酸性土壌では育たない。そこで苦土石灰を入れて中性に近づけていく。
なぜほかの畝は発芽していたのに1畝、発芽率が1割程度なのだろう。
疑問だった。種を購入した店では、結構そういうことがあるのだという。

藤田先生の「野菜の時間」を視聴してそれを防ぐ方法があることが分かった。
ほうれん草の種類で日本ほうれん草は甘くて味が良いが1日13時間以上太陽光が当たると「とうだち」
してしまうと。西洋種と交配したほうれん草はいいとこどりらしい。
さて発芽の実験。①種をそのまま直播き②水に12時間浸してからまく。
③水に浸してから更に濡れた紙で覆いビニル袋で数日後に蒔く。
この3段階で検証すると1週間後の発芽率で①4%②94%③処理したのは97%だった。

こんなに差があるとは。ほかの種に比べほうれん草は種の殻が固いのが原因らしい。
しかし、時間がかかるが1週間では発芽しなくても時間がかかるがゆっくり発芽するようだ。
ただ秋蒔きは気温が下がるのでよけい難しいのかもしれない。

手を加えると発芽条件をみたすことが分かった。ただタイパ的に考えると
忙しい中でできるだろうか。・・・





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