ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-125 男女共同参画推進委員会

2024年12月23日 | 日記
今日の午前中、男女共同参画推進委員会が開催された。
出席メンバーは12名。男性・女性とも6人ずつ。

市長挨拶後、約30項目にわたってのマニュフェストの達成状況の評価の説明があった。
質問として10年後までの数値目標の根拠等、また防災での市の消防団員の総数が現在より
10年後50人増加と見込んでいるが現実と乖離しているのではないか。
同じく認定農業者数についても同様ではないか。等
もっと現場を調査して把握していかないと現実離れした建前だけのものにという感を抱いた。

また男女共同参画の根底にある女性の社会進出とその壁について、
議論がなくもっと幅広く掘り下げて分析する観点がほしいということ。
ダイバーシティの観点を含め今の社会状況を反映した内容を加えてほしいと行政側に注文。
他の自治体ではどのようにしているのか知りたくなった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024-124 君臨すれども統治せず

2024年12月22日 | 日記
今年も大みそかまでカウントダウンに。
時が過ぎるのは本当に早いものです。

ほうれん草の出荷が終わり朝の時間が2時間楽になりました。
それで半藤一利原作の「昭和天皇物語」を15巻全て読み切りました。
昭和天皇の幼少期から始まって大正天皇が崩御され昭和時代が始まった
青年期を詳しく、時には1巻1年ペースで詳しく社会状況が描かれています。

昭和初期からいかに軍部が勢力を増し、政治に介入していく様子が手に取るように見えてきます。
敗戦までの20年間に18回内閣が総辞職しているのです。
昭和天皇が軍部が走り出すことに危惧するわけですが情報操作され誰を信頼すればいいのか
葛藤し苦悩することが多々。・・
しかしなぜ18回も内閣が総辞職したのか。
当時、軍部大臣現役武官制という制度があったようです。気に入らない総理には協力しない。
例えば三国同盟に反対していた米内内閣等いい例です。
軍から大臣を出さないので6か月で辞職せざるをえなかったのです。
天皇が1回だけ内閣に責任を迫ったのが張作霖爆殺事件の田中内閣でした。
これから満州事変に軍は突進していくのですが・・・
田中内閣に責任を迫り彼は辞職。その後、建前は病死という最期でしたが・・・。
天皇はその後改めて「君臨すれども口出しはしないという」姿勢を一貫して通し続けたのでした。
対比して軍部は5,15事件、満州事変、2,26事件と力を強力なものにしていくのでした。・・




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024-123 多様な「子どもの居場所」

2024年12月22日 | 日記
最も昼の時間が少ない冬至。その日の午後、公会堂で
県内で「子どもの居場所」を模索し実践している方々の集会があった。
国内で33万人の不登校の子どもたち。年々増加してコロナカで一層増えてきている。

始めは、子どもたち一人一人の主体性を大事にしようとする学園が今年度発足。
50歳で現役退職したKさん。県南に虹の学園を開校した。
それから9か月の報告だった。現在30人在籍。
フリースクールは各地に生まれているが月謝が高いという声が多い。その中で
小学生5000円、中学生7000円(昼食込み)
指導者は無償のボランテイアで成り立っている。企業から10万16社
個人の寄付金100万が主な運営費なようだ。
決められたスケジュールではなく、話し合いでカリキュラムを決めていく。
一人一人にそって進めていくので息を吹き返した子どもの様子が見えてきた報告だった。

他に2件、こちらもこどもに寄り添った居場所づくりに誠心誠意つくしていた。
敬意を表する実践であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024-122 スイム1000m練習量そのまま結果に

2024年12月20日 | 日記
昨日は今年の最低記録マイナス9度。
その中で恒例のスイム1000m。
50mを20回、ラップタイムを刻むのでその時の調子が見てわかる。

アップ300mした後スタート、最初から200mはいつも通り。
頭では200mを5セット。と組み立てて泳ぐ。
次の200mも順調。次の3セット目。
500m辺りからスピードが落ちていくのを感じた。
隣のコースで一緒にスタートした後ろから泳いでいた人に並ばれそして追い越されてしまった。
後半、スピードは上がらずそのまま4セット5セット
コーチからラストの声掛け。そしてゴール。息は上がっていなかった。
案の定、タイムは80秒昨年より下がっていた。
後半、50mのラップが8秒ほど遅くなっていた。
この2か月練習量が半分近く減っていたのだ。
それでスピードを持続する力が弱まっていた。
今まで、上り調子の記録だった。
練習は正直だ。自戒の念を込めて。・・・








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024-121 国会にて103万の壁

2024年12月18日 | 日記
ジムでレッスンを受けようとカード待ちをしていたらスマホ予約に変更になっていた。
スマホに登録をして、いろいろ操作をしなければならなかった。
変化の波はいつのまにかジムまで押し寄せていた。

さて昨今の103万の壁論争。
人手不足の折、学生が103万を超えると親の扶養から外れる現状を
なんとか改善してほしい。ということが発端。党派を越えた論争になった。
学生は本来、学業に専念する学び中心の生活を過ごしてほしいのだが、
国は支援が手薄で奨学金は国のサラ金へと変貌している。
多くの学生はアルバイトをしなければ生活していけない実態がある。
特に地方出身者は厳しい生活だ。学生支援機構のデーターから見て取れる。
収入として親の仕送り110万。2人に一人が奨学金40万アルバイトで40万。
支出、授業料は国公立で55万~ 東大は来年から授業料20%値上げするという。
多くの大学がそれに追随すると思われる。初年度は入学金39万~
4年間で国公立243万+入学金
私立で408万 理系551万 医歯系2357万。
学生の窮乏ぶりが見て取れる。
それではなぜ値上げせざるを得ないのか。
大学の国からの予算が独立法人化して予算がカットされているのだ。
そのために、研究費などがカット。
総理はそれに対して外国に比べて日本の大学のランクが下がってきていると他人事のように嘆いていた。
それは裏を返せば国の大学への予算カットからきているのが原因なのだ。
教育費にもっと予算を配分する時が今なのだ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする