10月24日(土)に講演をお願いしている安藤康夫氏との打ち合わせを兼ねて、5/17屋上菜園を見学させていただきお話を伺いました。
ブログや著書「プランターで有機栽培」等を拝見して想像はしていましたが、
菜園に一歩足を踏み入れるとたくさんの夏野菜が太陽をいっぱいに浴びて空に向かい、
そこが屋上であることを忘れるような感動的な風景でした。
この菜園には野菜や果樹と一緒に
テントウムシやその幼虫、プランターに集められたミミズ、ミツバチの巣箱、
オレンジの木にはアゲハチョウの幼虫、そして土の中にはたくさんの微生物が棲み、
農薬をかけられる心配のない生き物たちにとっての楽園、いのちめぐる菜園です。
大玉トマトやミニトマトは育ちざかり、ジャガイモやソラマメは収穫時期を迎えていました。
ジャガイモはいろいろな種類が植えられていて茎や葉の色もさまざまです。
植木鉢からジャガイモごろごろ
楽しい収穫作業を想像してしまいます。
ニンニクや玉ねぎの大きさにも驚きました。
しかし、何と言っても大迫力はトマトです。
ミニトマトと大玉トマト(甘いアロイトマト)が30鉢以上、それぞれに支柱を立てて留め具で固定されています。
ミニトマトは摘芯しないソバージュ栽培で5,000個を超える収穫があるそうです。
できることなら我が家のベランダでも、お腹一杯になるほどトマトを食べてみたいものです。
トマト・ナス・メロン、ゴーヤ・安納芋等々、植えられている野菜は自家採種して種まき、苗作りから行われ、
しかも完全無農薬有機栽培で腐葉土やボカシ、液肥まで手作りされています。
『肥料は多すぎないこと、窒素分が多すぎると虫が付きやすい。野菜は土手の草と同じような色がちょうどよい』とのお話に、
我が家のベランダの濃い緑色の野菜を思い浮かべました。(肥料過多かもしれません)
この菜園では、種まきに始まり種取りに終わる、昔ながらの野菜作りが続けられていて、
屋上の環境に順応した野菜になっているとのこと。
近い将来『安藤農園の種』としてお店に並ぶことを期待しています。
このメロンがどのように育っていくか、網目はどうなるか、
安藤康夫氏のブログ『hanna‐ papaの菜園日記2』を楽しみに拝見します。(ikiiki)