今朝、毎日新聞のネット記事を見て、考えさせられた。
以下、転載させて頂く。
※ ※ ※(転載開始)
25日早朝、岩手県一戸(いちのへ)町宇別の大志田ダムの岸辺で、男性がぐったりしているのを通行人が発見、110番した。県警二戸署によると、男性は近くに住む小泉光男・岩手県議(56)で、既に死亡していた。自殺の可能性が高いとみて捜査している。小泉県議は、自身のブログが「炎上」したばかりで、同署が関連を調べている。(2013年6月25日:毎日新聞)
(以下略・転載終了)※ ※ ※
県議は、今月初め、病院を受診した際に番号で呼ばれたことに腹を立て、「刑務所に来たんじゃない」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと自身のブログに書き込んだという。非難が殺到してブログを閉鎖した後、記者会見し「公人の立場を忘れ、思慮に欠けた不適切な表現を公開した」と謝罪していたが、県議会と県には苦情や議員辞職を求めるメールと電話が殺到していたそうだ。今日が6月定例県議会の開会日であり、昨日の県議会議会運営委員会にはオブザーバーとして出席予定だったが、姿を見せなかったという。県議会でも一般質問をする予定だったが、炎上騒動を受け辞退していた、ともあった。
こうして、ご本人が自死を選ぶというなんとも後味の悪い結末となった。公人として名前も顔も明らかにした上でブログを立ち上げることの重さと怖さを思う。もちろん、ハンドルネームだけで細々とブログを綴っていても、具体的に私がどこの誰であるかを知っている方は沢山いらっしゃるのだから、そういう意味では、家族を含めて多々プライバシーを曝しているわけで、そのことの恐ろしさにたじろぎながら、またも襟を正すことになる。
そもそも、この県議が腹を立てたという騒動の発端となった“病院で名前でなく番号で呼ばれたこと”だが、逆に病院側としては、名前で呼ぶよりもプライバシーに配慮した結果だと思う。今通っている病院では、名前を呼ぶ時には「お名前で失礼いたします。○○さん」と呼ばれることはあっても、最初は必ず自動再来受付機で出た番号札の番号で呼ばれたり、掲示板にランプが点く。私など、名前で呼ばれるよりも番号で呼ばれた方がよほど気楽だ。これは、その方その方の感じ方だと思うけれど。それにしても、番号で呼ばれることが刑務所に結び付くというのもなかなか凄い発想だ。そして、頭に来たからといって会計をすっぽかして帰るというのも、大の大人としてどうか、とも思う。けれど、それをそのまま書かなければこんなこと-命を絶つという、腹立ち紛れにブログに書きこんだ時にはゆめゆめ思わなかったであろう展開-にはならなかったわけだ。
つくづく、言葉というものは恐ろしい。
このブログで何度も書いているけれど、一旦言葉に出してしまったことは取り返しがつかない。言ったことも、書いたことも。まして、こうして一度でもネット上に出てしまったものは、いくら削除してはみても完全に消し去ることは出来ない。この怖さを刻みつけて、それでも書くのか、と自問しながら日々書いていかなければならない、と思う。色々な立場の方たちを不愉快にさせることなしに、自分の言いたいことをきちんと伝えることは、本当に難しいことであると思う。
朝は日が差していたので洗濯をして出かけたが、昼前に凄い土砂降りになった。帰宅するのが怖い感じではあったが、帰りにはまた青空になった。梅雨の季節、朝のお天気に騙されてはいけないな、と思う。
仕事が終わってから歯科に。あと何回くらい通うことになるのだろう。昨夜は、昨年9月の入院時に酷い目に逢った免疫抑制による急性歯根膜炎を起こした奥歯が疼き、痛み、なかなか寝つかれなかった。今朝は、とりあえず悪化していなかったので安堵したが、どうもゾメタの副作用である下顎骨壊死が眼の前をちらついて、嫌な感じである。
今日は治療中の歯根のケアをし、これで最後になるという薬を詰めてもらった。更に痛んだ奥歯の状況を見るためにレントゲンを撮った。とりあえずこちらの根は大丈夫ということでほっとした。次回はまた10日後に予約が入った。
以下、転載させて頂く。
※ ※ ※(転載開始)
25日早朝、岩手県一戸(いちのへ)町宇別の大志田ダムの岸辺で、男性がぐったりしているのを通行人が発見、110番した。県警二戸署によると、男性は近くに住む小泉光男・岩手県議(56)で、既に死亡していた。自殺の可能性が高いとみて捜査している。小泉県議は、自身のブログが「炎上」したばかりで、同署が関連を調べている。(2013年6月25日:毎日新聞)
(以下略・転載終了)※ ※ ※
県議は、今月初め、病院を受診した際に番号で呼ばれたことに腹を立て、「刑務所に来たんじゃない」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと自身のブログに書き込んだという。非難が殺到してブログを閉鎖した後、記者会見し「公人の立場を忘れ、思慮に欠けた不適切な表現を公開した」と謝罪していたが、県議会と県には苦情や議員辞職を求めるメールと電話が殺到していたそうだ。今日が6月定例県議会の開会日であり、昨日の県議会議会運営委員会にはオブザーバーとして出席予定だったが、姿を見せなかったという。県議会でも一般質問をする予定だったが、炎上騒動を受け辞退していた、ともあった。
こうして、ご本人が自死を選ぶというなんとも後味の悪い結末となった。公人として名前も顔も明らかにした上でブログを立ち上げることの重さと怖さを思う。もちろん、ハンドルネームだけで細々とブログを綴っていても、具体的に私がどこの誰であるかを知っている方は沢山いらっしゃるのだから、そういう意味では、家族を含めて多々プライバシーを曝しているわけで、そのことの恐ろしさにたじろぎながら、またも襟を正すことになる。
そもそも、この県議が腹を立てたという騒動の発端となった“病院で名前でなく番号で呼ばれたこと”だが、逆に病院側としては、名前で呼ぶよりもプライバシーに配慮した結果だと思う。今通っている病院では、名前を呼ぶ時には「お名前で失礼いたします。○○さん」と呼ばれることはあっても、最初は必ず自動再来受付機で出た番号札の番号で呼ばれたり、掲示板にランプが点く。私など、名前で呼ばれるよりも番号で呼ばれた方がよほど気楽だ。これは、その方その方の感じ方だと思うけれど。それにしても、番号で呼ばれることが刑務所に結び付くというのもなかなか凄い発想だ。そして、頭に来たからといって会計をすっぽかして帰るというのも、大の大人としてどうか、とも思う。けれど、それをそのまま書かなければこんなこと-命を絶つという、腹立ち紛れにブログに書きこんだ時にはゆめゆめ思わなかったであろう展開-にはならなかったわけだ。
つくづく、言葉というものは恐ろしい。
このブログで何度も書いているけれど、一旦言葉に出してしまったことは取り返しがつかない。言ったことも、書いたことも。まして、こうして一度でもネット上に出てしまったものは、いくら削除してはみても完全に消し去ることは出来ない。この怖さを刻みつけて、それでも書くのか、と自問しながら日々書いていかなければならない、と思う。色々な立場の方たちを不愉快にさせることなしに、自分の言いたいことをきちんと伝えることは、本当に難しいことであると思う。
朝は日が差していたので洗濯をして出かけたが、昼前に凄い土砂降りになった。帰宅するのが怖い感じではあったが、帰りにはまた青空になった。梅雨の季節、朝のお天気に騙されてはいけないな、と思う。
仕事が終わってから歯科に。あと何回くらい通うことになるのだろう。昨夜は、昨年9月の入院時に酷い目に逢った免疫抑制による急性歯根膜炎を起こした奥歯が疼き、痛み、なかなか寝つかれなかった。今朝は、とりあえず悪化していなかったので安堵したが、どうもゾメタの副作用である下顎骨壊死が眼の前をちらついて、嫌な感じである。
今日は治療中の歯根のケアをし、これで最後になるという薬を詰めてもらった。更に痛んだ奥歯の状況を見るためにレントゲンを撮った。とりあえずこちらの根は大丈夫ということでほっとした。次回はまた10日後に予約が入った。