今日はオンラインヨーガ・スートラ講座第3章の4回目だ。
いつも通りに目覚ましが鳴って、ゆるゆると起きる。大きな台風がやってきているというが、思いのほか良いお天気で助かった。洗濯機を廻し、朝食を摂ってから夫と一緒にチャッチャと干す。身支度を終えたら、書斎へ移動だ。
無事にZoomに繋がり、ご挨拶後、定刻通り出席確認からスタートする。
はじまりの瞑想は、ॐ(オーム)三唱からスタートである。パタンジャリを讃えるシュローカを唱え、瞑想へ。いつも通りの流れだ。
今日はマイトリー(親しみ)などにサンヤマ(ダーラナー、ディヤーナ・サマーディがなされること)して瞑想する。準備段階として⓪マイトリーを感じる相手、場面を思い出す、続いて①ダーラナー:その感覚に意識を留める、②ディヤーナ:その感覚に意識を留め続ける、③サマーディ:その感覚と一体化する(自分は空っぽ)
ここで振り返り。各節でサンヤマするとどうなるかがあれこれ書かれているが、サンヤマとは、1つの対象に対してダーラナー、ディヤーナ・サマーディがなされることをいう。これをしっかり押さえておくことが大事だ。
3-1 ダーラナー:チッタ(心)を一つのところにとどめる 3-2 ディヤーナ:ダーラナーの状態で想念を一つの対象に持続 3-3 サマーディ:ディヤーナの状態で対象が光り輝き、自分自身は空っぽの状態
サンスクリット語でSさんが先に唱え、それを私達受講者が2,3回繰り返しながら進めていく。いつもの学びのスタイルだ。
今日はサンヤマの3つのステップを進んだ時の成果(超自然力)の続きから始まる。
3-25 力にサンヤマすることによって象(最強の動物の例)などのような巨大な力を得ることが出来る。
3-26 貴女の中に輝く光にサンヤマすることによって、微細なもの、隠されたもの、はるか遠くにあるものを知ることが出来る。
3-27 太陽(太陽系の中心)にサンヤマすることによって、宇宙を知ることが出来る。
3-28 月(古代インドの暦の基準)にサンヤマすることによって、星の配置を知ることが出来る。
3-29 北極星(星座の運行の中心)にサンヤマすることによって、星の運行を知ることが出来る。
3-30 へそ(全てのナーディ【プラーナ=生命エネルギーの通り道】の起点)のチャクラにサンヤマすることによって身体の全体構造を知ることが出来る。
3-31 のどの部分(口の上側の壁、奥の窪み)にサンヤマすることによって飢えと渇きをとめることが出来る。
3-32 クールマ・ナーディ(喉と胸の間、気管支の辺りの亀の形の管)にサンヤマすることによって不動さが得られる。
本日はここまで。これぞ第3章という超自然力の節が満載。その後、質問タイム。サンヤマは宇宙の全てのものに対して行うことが出来るのか、について、仏教との違いや古代ヴェーダの思想である一元論やら近代の二元論等の話題にまで広がり、それ以外にも宇宙にある14領域について、サンキャ哲学とヨーガスートラの関係等々・・・いやはや、大変なことになった。
ご挨拶をして退室。気になる節があれば、是非サンヤマしてシェアしてほしいとSさんのリクエストがあった。
ちょっと頭が草臥れて、リビングに戻る。
2週間前に、久しぶりに再開した高校のオンライン交流会(治療直後の土曜日だったため、体調不良で欠席)のアーカイブが送られてきていたのを思い出し、拝聴することに。演者は2回目の登壇のY君で「オードリー・タン(唐鳳)と台湾が目指すデジタル民主主義」というテーマ。台湾の天才IT相 オードリー・タン氏の生い立ちからその業績まで、知らなかったこと満載でとても興味深かった。その後の質問タイムも盛況だった。
ということで、午前中はPCに噛り付きとなった。来週の瞑想ヨーガクラスのレッスンプランを考えてから遅いランチを簡単に。
食休みをした後は、夫と一緒に掃除に励み、洗濯物を取り込んで畳んで、やれやれ、一段落。
久しぶりに夕方からT先生のビギナーヨガに参加した。朝の太陽はすっかり隠れて曇天に。
土曜日のクラスに出たのは3週間ぶりだ。参加者は21名。現在ソーシャルディスタンス確保のために60名定員の7割に減員しているのでちょうどその半分。
敷かれたマットが一つ置きに埋まっている状態で、皆、両隣がいない計算になる。そもそもの定員から考えると35%だけれど、のびのび動くにはこのくらいが丁度いいなあ、と思う。寝ポーズからスタートして顔や頭、脇腹、肋骨のマッサージ等リラックス。四つん這いで背中も解し、ウオーリアⅡの立ちポーズもあって、最後は寝ポーズで腰を緩めてシャヴァーサナ。スッキリした。帰路はアウトレットモールに寄って秋色のクッションカバーを買って帰宅。
夫がスープを作ってくれていたので、メインとサラダを加えてパパっと夕食を整える。母にMeet電話も済ませた。
明日はずっと前からの約束でお出かけの予定である。台風到来でお天気が心配なのだけれど・・・。