毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

王滝 レポート3

2007-09-20 23:21:42 | MTB
三浦貯水池を過ぎれば、またひたすら上り。
結構上っていくので晴れていれば景色がよいはずだが、雨降ってガスがかかって景色も楽しめず、もくもくと上っていく。
それでもいつしか雨も小降りになったり止んだりして雲の合間から三浦貯水池やその他山々が見える。
でも御嶽山はどこにあるのか全く分からん。
しかし、ここの上り具合は相変わらずだ。
「あの尾根を巻けばもう下りだったよな」と思ってもことごとく裏切られ、まだ上らされる。
そして上るとどんどん寒くなってくる。

ここら辺りから周りを走っている人達はおおよそ決まってきている感じ。
同じ人達と抜きつ抜かれつを繰り返す。
その中にアミーゴさんとKATさんがいる。

 アミーゴさんとは終始同じペースで走る。レース中の数少ない写真。
走る前は漠然と金剛さんを目標にしようと思っていたのだが、吉野でも見たあの足には着いていけず、CP1に辿り着く前から既に私の視界には入ることがなかった。
KATさんとはどちらかが休んでいる時に抜かれたり抜いたりを繰り返していたのだけど、不思議と併走したりするようなことはあまり無かった気がする。

雨が上がっている最中に恐る恐るカメラを取り出し撮っておいた写真。
そしてCP2前だったかな?やまゆきさんにお会いする。
で、言うてる間にCP2到着。
まだ残っているボトルに水を補給しアミノバイタルハイポトニックチャージを溶かし、ソイジョイを1個食べて再出発。
ここは狭いところで人がひしめき合っているので落ち着かない。
そんなことをしている間にKATさんアミーゴさんやまゆきさんに先行されるが、なんとかそのうち追いついた。

 これがレース中最後となる写真。もはやレンズまでもが曇ってくる。
雨や泥でカメラも出せず持てずで、全然撮ってなくてスタートしてから合計6枚しか撮ってなった。
ほぼオモリとしての役にしかたってないかも(笑)

途中、何度か足が攣りそうになる。
なんとか攣らないように足の角度を変えるなどしながら止めることなく一定のリズムでクルクル回し、何度か回避。
しかし休憩中にそれが来るとどうしようも無くなるので、じっと我慢したりマッサージしたりアミノバイタルプロを飲んだりする。
アミノバイタルプロはレース中2袋を飲んだ。

CP2を過ぎれば体はしんどいけど、気分的には随分ラク。
でも無理はしない。
下りになれば「ィヤッホー!」と叫びながら飛ばしたくなるところだけど、今回は雨も降って路面が悪いこともあり結構大人しく下った。
いつもなら下りだと抜くことはあっても抜かれることは少なかった。でも今回は今までなになく抜かれた気がする。
チキンになったかなぁ・・・。

そしてアミーゴさんと共にCP3到着。
ここに着いたときはヒドイ土砂降り・・・。
CP3の直前は下りということもあって、止まると体が速攻で冷えてきそうになったので早々に出発。
ここからが私のキライな所。
CP3を超してすぐに始まる上りが私はとてもキライ、イヤだ。
思わず押し歩きをしたくなってしまうけど、我慢!我慢!
なんとか足を着かないように「しんどくない、しんどくない・・・」と自己暗示を掛けるかのように足を回し、時にはなんの脈絡もない考え事をしながら走る。
ある程度上って斜度が落ち着いてきたら、今度はスントの高度計で標高チェックしながら下りまでのカウントダウンを開始する。
LiLiSukeマップと標高を照らし合わせながら、あと100Mぐらい上るのか?などと考えている。
そして見覚えの有る場所まで来た。
崖崩れによるルート変更でいつもと違う方へ進路をとる。
途中何度も標高チェックを行い1400を超えるのを確認する。
「ここまで来たら少し上ればじきに下りが始まるのだろう、ウシシ・・・」
「もう少し・・・」
「あと少し・・・」
「もうチョイ・・・」
「・・・の、はず・・・」
「あ、あれぇ・・・」
「えぇ・・・まだ・・・」
「オイオイ」
「まだあるやんけ」
「ええかげんにせんかい!!」
尾根を巻く度、フラットな部分が見える度、僅かな下りが見える度に「ピークだ!!」と思ったがことごとく裏切られる・・・。
心折れ、2度止まる。
一度は小を足す。
一度は「も~イヤ」って感じ(笑)
しかし何とか上りきって、後は標高差600M程を一気に下る。
でも無理はせずにタイヤをいたわりながら走る。
最後の最後でパンクはイヤだからね。

そしてクライマックスのGOAL!!

   7時間24分で完走です!!

大したタイムでなくてゴメンナサイ(笑)
しかし、気になるのがいつもと違うコースでこのタイムということです。
コース変更がなければどれくらいだったのかというのが気になるところではありますが、深く考えないことにします。
だって、転けることなく体壊すこともなく走れたのだからこれで十分!
満足満足。

しかしイイ番号で気をよくしていたゼッケンはスタッフにICチップごと剥ぎ取られ、ちょっとムカついた。
ま、もってても仕方ないし、ええか。

しかし、あまりの泥だらけ具合にこの後の撤収準備が大変でした・・・。
お疲れさま。
コメント (18)
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