野球中継などを見ていると、たまに活きたボールなんて言い方をする時があります。
実際にはボールに生死などは無いのですが、ピッチャーが投げた切れの良い球などに遣われる言い方ですね。
ここで簡単ですが、用語の解説を致しましょう。
活きたボール → 人が投げたキレのあるボール。
キレているボール → 人が投げた回転の良いボール。
死んだボール → 機械が投げたボール、または置きに行ったボール。
置きに行ったボール → 取り合えずストライクゾーンを通過すれば良いと投げた、勢いの無いボール。
さて、東東京大会で破れたとは言え、遊びに来てくれている卒部生は現役のピッチャーです。
こんな機会はまたと有りませんから、塾生達のバッティング練習に付き合って貰いました。
勿論、塾生達相手に本気でなんか投げません。
でも、さすがにピッチャーの投げる球は回転が良いんです。
ゆっくりでも活きているボールなんですね。
トップはマッタクミ。
軽く投げて貰っているのに、妙に速く感じます。
ボールが手元で伸びて来るように見えている筈ですよ。
曲者ユースケ。
持ち前のセンスでバットに当てますが、結果はポップフライ。
いつもの感覚でバットを出すと、ボールが伸びて来る分だけバットの上っ面に当たってしまいます。
ジェッターの時だけは一段と球が速くなりました。
それでもポロ和の6分程度でしょうか?
目の当たりにする活きたボールに、ジェッターもたじたじ。
意外な奴が真芯で捕らえました。
けれども、ちょっと詰まったみたいね。
スイングスピードが遅い分だけ、バットがボールに押されています。
え~い・・・ そんなバットの出し方じゃ、全然間に合わないだろ。
いや、そうじゃ無くて、もっとバットヘッドに意識を持って行きなさい。
だから、それじゃバットがすぐに出ないだろ。
だからさぁ・・・ ウズウズ・・・
段々居ても立ってもいられなくなって来ました・・・
さて、あるお母さんからご質問を頂いたのですが。
28日に行われる作文教室に関しまして、ご父兄の見学は自由ですよ。
お子さん達に教える内容を一緒に聞いて、後から出来ているか確認してあげて下さいね。