今日は珍しく1日で2回目の投稿です。
昨日は平成塾の卒部生を応援に行って来ました。
と言っても、中学生の試合なんかではありません。
夏の甲子園、東東京大会でございます。
朝9時、現地到着。
駐車場から野球場まで延々と歩きます。
都会のど真ん中に広大な緑地がありますよ。
途中に見えるモニュメント。
この塔は何なんだろう?
毎年ここへ来る度に思う疑問です。
歩くこと10分、ようやく硬式グラウンドに到着。
まだ受付が始まってないね。
最近の高校野球は観戦するのに700円も取られます。
教え子の試合を見てあげるんだから、むしろ700円を頂きたいくらいなんですけど。
大勢の野球部員が集まっています。
野球部員と言うと、みんな修行僧のような頭をしていますね。
もの凄い人数ですが、これは相手チームの控え部員達。
ベンチに入れなかった部員だけで、こんな大人数なんですよ。
受付前の広場も待っている人達が沢山。
でも、よく見ると全員が相手チームの応援団。
さすがに強豪校は応援団も組織がしっかりしています。
グラウンドに入ると、卒部生がブルペンにおりました。
投げ方は平成塾時代から変わってませんね。
とっても懐かしい投球フォームです。
スタンドにいた塾長を見つけて、走って挨拶に来てくれました。
随分と精悍な顔つきになったポロ和。
身長も175cmほどになったそうです。
こちらは相手チームの試合前練習を見つめる野手陣。
ちょっとびびっているのが背中から伝わって来ます。
「大丈夫だよ、勝てるから」と声をかけてやると。
全員が振り返って笑顔を見せました。
やっぱり本当にびびってたのね・・・
試合前の練習開始。
こちらはこの人数。
全員がベンチに入れます。
試合前のミーティング?
かと思いきや、全員が大きな声でAKB48の歌を熱唱。
試合に臨むモチベーションを鼓舞します。
I want to you~♪
って、なんでこの歌なんだろう?
相手チームの大応援団。
グラウンドは完全にアウェイ状態です。
選手も応援団も、人数は相手チームの消費税程度?
午前10時ちょっと前、試合開始です。
列が短いね・・・
相手チームの端っこは、誰にお辞儀してるんだろう。
先攻で始まった初回、いきなりチャンスを掴みます。
1死一塁から、3番ポロ和が両チームの初安打を放ってチャンスを広げます。
名門強豪校相手に堂々の試合ぶり。
けれども、この直後に送りバント失敗から、飛び出した二塁走者が刺されてしまいました。
さすがに名門校は隙がありません。
それでも二死から果敢に盗塁を決めるポロ和。
平成塾時代は一番を任せていたリードオフマン。
ベースランニングはあの当時からピカ一です。
見事に二盗を決めました。
スタートのセンスも良いけど、トップスピードに乗るまでが早いんです。
またスライディングでスピードが落ちないのもポロ和の持ち味。
けれども後続が断たれて無得点。
あの送りバント失敗で、流れを相手に渡しちゃいましたね。
先発マウンドに上がるポロ和。
変化球を織り交ぜて、何とか相手を交わそうとするのですが・・・
さすがに相手チームのスイングスピードは速い。
それでも精神的に大きく成長したポロ和。
味方のエラーにもマウンド上で笑顔を見せます。
自分のエラーで試合中に泣いていたポロ和の姿はそこにはありません。
技術的にも精神的にもチームの支柱となっておりました。
試合途中でショートの守備に着くポロ和。
さすがに相手チームは甘い球を見逃してくれませんでした。
けれども、ポロ和を教えて来た指導陣は、こちらの方が見ていてしっくり来るんじゃないかしら?
この直後にショートゴロをひとつ捌きましたが、平成塾時代と全く変わらぬ守備を見せていましたよ。
試合はポロ和の後を繋いだ1年生が登板したのですが。
さすがに1年生では荷が重たかったですね。
相手チームの勢いを止める事ができませんでした。
次の回は無視満塁のピンチに、再びポロ和がマウンドに戻ります。
結果は10対0で5回コールド負け。
マウンド上のポロ和の笑顔が印象的でした。
結果は残念だったけど、スコア以上に善戦したと思いますよ。
本当によく頑張りました。
試合後の挨拶。
マネージャー以外は誰も泣いていないのが印象的。
やるだけやったと言う晴々とした表情に見えました。
これでポロ和の高校野球も終了。
最後にとっても気持ちの良い試合を見せてくれてありがとうね。
本当にお疲れ様でした。