京都府亀岡市にある谷性寺は真言宗は大覚寺派に属し
平安時代創建の名刹。
明智光秀が1572年初めて丹波の地に入って以来、
当時の本尊不動明王を深く崇敬し、
本能寺の変を決意した際は、不動明王に誓願し
将兵はその加護を受け本懐を遂げたとされている。
谷性寺は別名「光秀寺」と言われるくらい明智光秀とは関係が深く
山門をくぐると本堂に向かって左側には「光秀公首塚」がある。
毎年この季節になると、境内に植えられた明智家の家紋である桔梗が
咲き乱れることから、別名「桔梗寺」とも言われる。
谷性寺の門前にあるのが「ききょうの里」
約5万株にも及ぶ桔梗の花が大切に育てられ
紫や白の桔梗からとても珍しいピンク色の桔梗、沢ききょうなどの
様々な種類の桔梗が見られる。
京都での桔梗の花と言えば一輪一輪が清楚に咲いている
天得院や蘆山寺が良く知られていますが、
ここではあまり見られない群生している桔梗が見られる。
<京都好き男>