<半夏生(ハンゲショウ)の庭園の特別公開>
●建仁寺塔頭 両足院 6/13~7/10 10時~17時 600円
両足院の書院前の池の周囲に800株の半夏生が植えられており、見頃を迎えています。
ハンゲショウは、葉の片面が白く「化粧」する様子や、
夏至から11日目に当たる「半夏生」の時期に花を咲かせる事が名の由来とされています。
私が訪れたのは暑い日でしたが、多くの参拝者が、書院の縁側に座って、
純白に染まった涼しげな葉を眺めておられました。やはり女性の方が多いですね。
当館のロビーにもパンフレットがありますので、お越しの際は是非どうぞご覧になって下さい。
なお、当院では、「京の夏の旅文化財特別公開」が、7/12~9/30まで行われます。
<桔梗(キキョウ)を愛でる特別拝観>
●東福寺塔頭 天得院 6/21~7/5 10時~20時 500円
びっしりと杉苔に覆われた枯山水の庭に、紫や白、八重の桔梗が美しく咲きます。
夜間にはライトアップもされ、日中とは違う趣が楽しめます。
<沙羅の花を愛でる会>
●妙心寺塔頭 東林院 6/15~6/30 9時~16時 1600円
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色・・・」
平家物語の冒頭にある沙羅双樹、沙羅はナツツバキの別名です。
ナツツバキは、朝咲いて、夕方に散ってしまいます。
普通は木についている花を愛でますが、ナツツバキは、落下する風情を楽しみます。
東林院では、十数本のナツツバキがあり、この時期、沙羅の花を愛でる会が行われます。
通常は非公開の寺です。拝観料は1600円と、少し高いですが、
抹茶付ですので、風情を楽しみながらゆっくりできそうです。
残念ながら私はまだ訪れた事がありませんので、一度は行きたいなあ、、と思っています。
<京都 好き男>