1/20付の「全国農業新聞」に秋田県能代市の農振農用地に出店計画をしていたイオンに対して、”農振地域からの除外を行わない”と回答をしたという記事が1面トップに掲載されていました。
とかく、都市計画→大型ショッピングセンター→雇用確保→経済効果→税収という安易な目先の利益だけで進められてきたように思える開発に、能代市の対応は一石を投じたのではないかと思います。
「後継者がいない」「経営が厳しい」と、農振地域からの除外を望む農家が増えているという話もよく耳にします。また、これにつけ込むように農家へ近づきまんまと住宅地の開発をしている開発業者も多いそうです。
今回の能代の場合は、もともと商業施設の建設可能な土地に出店計画が立てられたようでしたが、その後”それだけではは足りない”ということでイオン側が農振除外を求めてきたそうです。
これを認めなかったのは、「コンパクトなまちづくりに力を入れることが重要」という市長の考えによるものだそうですが、考えてみれば、今まで農地だったところに大きな店が出来たりすると、周辺の道路整備など一見気づかないところにたくさんのお金が必要になって行くと思います。ビルが建てば”都会”という昭和30~40年代のような大昔の考え方が、もはや通用しなくなったということだと思います。
農地は農家が本来守って行くべきものです。代々受け継いできた土地を、手放すのではなく、どうやれば農地として使ってゆけるのかを考える良い事例になったと私は思っています。このような能代市の判断が全国に広がり、秩序のある開発が行われるようになればよいと思います。
とかく、都市計画→大型ショッピングセンター→雇用確保→経済効果→税収という安易な目先の利益だけで進められてきたように思える開発に、能代市の対応は一石を投じたのではないかと思います。
「後継者がいない」「経営が厳しい」と、農振地域からの除外を望む農家が増えているという話もよく耳にします。また、これにつけ込むように農家へ近づきまんまと住宅地の開発をしている開発業者も多いそうです。
今回の能代の場合は、もともと商業施設の建設可能な土地に出店計画が立てられたようでしたが、その後”それだけではは足りない”ということでイオン側が農振除外を求めてきたそうです。
これを認めなかったのは、「コンパクトなまちづくりに力を入れることが重要」という市長の考えによるものだそうですが、考えてみれば、今まで農地だったところに大きな店が出来たりすると、周辺の道路整備など一見気づかないところにたくさんのお金が必要になって行くと思います。ビルが建てば”都会”という昭和30~40年代のような大昔の考え方が、もはや通用しなくなったということだと思います。
農地は農家が本来守って行くべきものです。代々受け継いできた土地を、手放すのではなく、どうやれば農地として使ってゆけるのかを考える良い事例になったと私は思っています。このような能代市の判断が全国に広がり、秩序のある開発が行われるようになればよいと思います。