こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

中途半端な情報を鵜呑みにするから不安が増大するんだな。

2011-08-29 20:06:25 | きょうのひと言
先日”食”に関する講演会に行ってきました。

講演の内容は、放射能汚染や食の安全についてでした。

講師は結構有名な方らしいのですが、私の知らない方でした。
印象としては、”市民活動家”って感じでしょうか。


とにかく話題が福島原発に端を発した”放射能問題”、”輸入食品の問題”、”遺伝子組み換え食品の問題”と
かなり広範囲にわたったこともあるのでしょうが、正直なところ目新しいトピックはまったくなし。

それぞれの話題に関して突っ込みがほとんどないので、週刊誌の見出しをただ斜め読みしている感じ。

とにかくつまらない!

私には、知識を持たない人にショッキングなフレーズを浴びせるだけ浴びせ不安を煽っているように思えました。
それに話にまとまりがないので、何を伝えたいのかが伝わってこない。

今後どのような方向に進むべきなのかを示唆する話もほとんどなく、
理解できたのは、この方が”東京電力が昔から嫌い”な人だということだけ。


講演会ってどこもこんなレベルなんでしょうか?


具体的なデータもほとんど示さず(提示されたのは、新聞にも掲載される程度のもの)、”感情的”なお話。

だから”なんだか解らないけど心配、不安”という人たちにとっては、その心配、不安を代弁してくれる人の登場だから、
それは心強いことでしょう。(このようなお話なら自分にも出来るって妙な自信を私は持つことが出来ました。)


たしかに食の安全を取り巻く環境は、原発事故以降急激に悪化しているのは確かだと思います。
でもこんな時だからこそ、正確なデータと誤解を与えない話し方が必要だと思うし、
さらに情報を鵜呑みにせず”裏付け”をとることがとても大事なことではないでしょうか。

ちなみにこの講演会には、”意識の高い消費者の方々”が多く参加されていました。

でもこの講演を鵜呑みにするようであれば、”意識は高いけど知識は低い”と表現した方が良いのかも知れません。


不安や心配事を抱えている時に限って、その心の隙間に不安や心配事を和らげるふりをした根拠のない話が多く入ってくるものです。
何が本当で、何が不確かで、何が”ガセ”なのか。

これだけ沢山の情報が氾濫している世の中なのですから、その信憑性を自ら判断する「知力」は、絶対に必要だと思います。




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8月28日(日)のつぶやき

2011-08-29 02:31:57 | きょうのひと言
07:08 from web
青空の下、蝉が元気に鳴いています。自宅での「直売」、無人販売で始まりました。一昨日のゲリラ豪雨ににも負けずに元気に育ったフルーツトマトとブルーベリーが特にオススメです!#koshigaya #越谷
07:14 from web
栽培している作物はすべて「無農薬・無化学肥料の露地草生栽培」で育てました。作物本来の味と香りを体感してくださいね。自宅「直売」の開催場所はこちらです。http://t.co/CRvjwn6 #koshigaya #越谷
07:25 from web (Re: @akaberin
@akaberin う~ん、栽培方法や量によって値段がついているのだと思いますが・・・。1800円で売れたら私もそうしたいけれど、個人的には手が出ないですね。ちなみにうちはこの5年間、150g入り1パック400~450円で直売しています。値段はずっと据え置きです。
07:28 from web
農業用水路の清掃作業にちょっと行ってきます。これも農家組合の大事な仕事だけど、生活排水を流している家庭は知らん顔に納得がいきません。
18:02 from goo
いい汗かきました #goo_ishigakiengei http://t.co/ZQ53NI4
by Jagachan on Twitter
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