2007年にブログに記した記事です。
いまもこの気持ちは、まったく変わっていません。
--------------------------------
よく「どうしてハウス栽培をしないのか?」という質問をいただきます。
内心は「どうしてハウスをやらなきゃいけないの?」と思いつつも、
いろいろ苦心しながら説明をします。
どれだけの人が納得しているのか不明ですが、
私が露地栽培にこだわるのは、「旬の作物を作るため」です。
なぜ旬の作物かというと、「一番育ちがよく、食べても一番美味しいから」。
ハウス栽培に代表される”施設栽培”では、1年を通じて何かしらの作物を育て
収穫することが出来ます。
特に冬は暖房を利用すれば、”春野菜”や”夏野菜”でさえも栽培が可能です。
でもこのような育て方をした野菜って、確かに野菜の顔をしていますが、
食べてみると味・コク・香りなどは残念ながらあまり感じることが出来ません。
それに対して露地栽培の”旬”の野菜では、味・コク・香りともに野菜本来のものを
味わうことが出来ます。
最近野菜に季節感がなくなったなんて良く耳にしますが、それは施設栽培が
発達したからです。なぜ施設野菜が多くなってきたかというと、”季節はずれ”の
野菜を欲しがる消費者のが多いからです。
だいたい、トマトが真冬になるわけないんですよ。
トマトは夏野菜です。当然夏に食べるのが一番美味しいんです。
それも太陽の日差しをたっぷり浴びて、時には風や雨、夜露なんかを受けて育った
”旬の野菜”は、自然の恵みをたっぷり受けて元気に育ちます。
一方、人工的に栽培環境を創り出す施設栽培では、
日光を浴びすぎればハウス内の気温が一気に上昇してしまうし、
雨は降らない(必要に応じて水やりが必要)し、
病気が発生すれば、ハウス全体に一気に広がってしまうし、
何よりも消毒を何回かはやらないと病気発生のリスクが露地よりも数段高いんです。
わが家の考えは、旬のものを旬に作り食べてもらうこと。
季節はずれの方が高く売れたりもするのですが、
食の安全というのは、そんなものではありません。
元気エネルギーを出しまくっている”旬”の時期に、そんな元気な野菜を食べれば、
食べた人も当然元気になります。
健康な作物を食べることで、私たちも健康になれます。
こんな願いと考えから、わが家は「露地栽培」にこだわるのです。
いまもこの気持ちは、まったく変わっていません。
--------------------------------
よく「どうしてハウス栽培をしないのか?」という質問をいただきます。
内心は「どうしてハウスをやらなきゃいけないの?」と思いつつも、
いろいろ苦心しながら説明をします。
どれだけの人が納得しているのか不明ですが、
私が露地栽培にこだわるのは、「旬の作物を作るため」です。
なぜ旬の作物かというと、「一番育ちがよく、食べても一番美味しいから」。
ハウス栽培に代表される”施設栽培”では、1年を通じて何かしらの作物を育て
収穫することが出来ます。
特に冬は暖房を利用すれば、”春野菜”や”夏野菜”でさえも栽培が可能です。
でもこのような育て方をした野菜って、確かに野菜の顔をしていますが、
食べてみると味・コク・香りなどは残念ながらあまり感じることが出来ません。
それに対して露地栽培の”旬”の野菜では、味・コク・香りともに野菜本来のものを
味わうことが出来ます。
最近野菜に季節感がなくなったなんて良く耳にしますが、それは施設栽培が
発達したからです。なぜ施設野菜が多くなってきたかというと、”季節はずれ”の
野菜を欲しがる消費者のが多いからです。
だいたい、トマトが真冬になるわけないんですよ。
トマトは夏野菜です。当然夏に食べるのが一番美味しいんです。
それも太陽の日差しをたっぷり浴びて、時には風や雨、夜露なんかを受けて育った
”旬の野菜”は、自然の恵みをたっぷり受けて元気に育ちます。
一方、人工的に栽培環境を創り出す施設栽培では、
日光を浴びすぎればハウス内の気温が一気に上昇してしまうし、
雨は降らない(必要に応じて水やりが必要)し、
病気が発生すれば、ハウス全体に一気に広がってしまうし、
何よりも消毒を何回かはやらないと病気発生のリスクが露地よりも数段高いんです。
わが家の考えは、旬のものを旬に作り食べてもらうこと。
季節はずれの方が高く売れたりもするのですが、
食の安全というのは、そんなものではありません。
元気エネルギーを出しまくっている”旬”の時期に、そんな元気な野菜を食べれば、
食べた人も当然元気になります。
健康な作物を食べることで、私たちも健康になれます。
こんな願いと考えから、わが家は「露地栽培」にこだわるのです。