こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

ふと、立ち止まって我を見る

2007-06-08 22:24:22 | きょうのひと言
・・・私の方は、毎年自分たちの限界に挑戦しているみたいな感じで、
身体が休まるどころか、ますます忙しくなっているような気がしています。
まあ自ら選んだ道ですので、苦痛ではありませんが。

試行錯誤を毎年のように繰り返し、どんなやり方が自分たちに合っているのかを探している。
何となく「こんな感じ」というものが見えてきたような気もするのですが、
元来欲張りなタチなもので、ついつい新しいことに手を出してしまっています。・・・

こんなメールを友人に送った後、ふとここ何年か自分が取り組んできたことを振り返ってみました。

毎年試行錯誤を繰り返し、いつもどうすれば、もっと良いものが作れるのか?
どうすれば、もっと多くの人とふれあうことが出来るのか?
どうすれば、販売先を増やすことが出来るのか?
どうすれば、作業の負担を減らすことができるのか?

いつも頭の中には、どうすれば・・・。

「まず、やってみる」という信念は今も昔も変わっていません。
あれこれ考えるより、まず実行!

失敗もありますが、意外とうまく行くこともあります。
やはり”想像の結果”に惑わされずに”現実の結果”を手にした方が納得も出来るし、満足も得られます。

どうしたら・・・こんな考えをきょうもアタマに浮かべ、なにかを”たくらむ”私。
欲張りと思われるかもしれませんが、これからもものごとを前向きに捉え、
とにかく行動を起こして行くのが、私流。

情報収集と新しいアイデアを生み出すために、これからも好奇心を持ち続け、
いろいろなことに首を突っ込んで行く。

農業と一見関係のないことの中に、実はたくさんのアイデアが眠っています。

こんな”宝探し”をするのも私流。

こだわり栽培を始めて、5年が過ぎました。
いまのところ、歩いてきた道に間違いはなかったように思います。






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娘にやられたっ!

2007-06-07 22:33:47 | きょうのひと言
風呂に入って頭を洗おうとシャンプーを手に取る。

なんかいつもと違う・・・
どことなくぬるぬるする。

洗う。なんかいつもと違う。

流す。いつまでも流れない。というか、洗った後のさっぱり感がない。

ボトルは確かにシャンプー。

「シャンプー替えたの?」

「替えてないよ。」

「おっかしいなぁ・・・」

脱衣所のゴミ箱に、詰め替え用のシャンプー・・・。

「んっ?これシャンプーじゃなくって、コンディショナーじゃん!!」

「そういえば、さっきゆりちゃんが、シャンプーが無くなったから詰め替え用を
ボトルに入れてたっけ。」と妻の声。

そうです、娘がコンディショナーとシャンプーの詰め替えボトルを間違えたのです。

「シャンプーじゃないじゃん!!」
「でも、ゆりちゃんはこれで洗ったよ!無くなったから、新しいの入れといたもん。」

完全に間違えたことに気づいていない。

絶句です。


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忘れてたっ!

2007-06-06 22:40:36 | 農作業のこと
日々の忙しさに流されていました。

今年春の栽培計画と栽培履歴(まだ公開していないものもありますが・・・)に書き込みをしていて気が付きました。

あっ!忘れてた!

そうなんです。忙しさにかまけて、計画していた種をまくのを忘れていたことが発覚。

ナーベラー(ヘチマ)とパセリを播くのを忘れていました。

これからじゃ遅いよな・・・なんて思いつつ、種まきの準備。

あした育苗箱に播いて、順調に芽が出れば今月下旬頃の定植となります。

予定表で確認しながら日々の作業をしているのですが、
忙しさと疲れのために「明日回し」にしたものの、翌日すっかり忘れて”播いたふり”をしていました。

毎年このような播き忘れが恥ずかしながらいくつかあります。
学習していないんですね。対策として、遅ればせながら計画表にチェック欄を加えて、出来たのか出来ていないのかを今後はすぐに判るように表を少し直しました。

少量多品目だから忘れちゃうんだなんていい訳は出来ません。
やると決めたことは、やらないといけませんよね。

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ハーモニーフェスタ 出展報告!!

2007-06-04 22:34:10 | 営農のこと

6/1(金)~3(日)にさいたま新都心 けやきひろばで開催された
「2007彩の国食と農林業ハーモニーフェスタ」へ出展してきました。



48出展団体中、わが家は唯一の”個人経営”団体でした。

このようなイベントに慣れている団体に混じって、初体験の連続!!

こだわり栽培の野菜をはじめ、食育教材”こだわりのスプラウトキット”の販売や、
こだわり栽培に興味を持ってくださった方々にわが家の取り組みを土作りから収穫まで
パネルにして展示して、一生懸命説明しました。

                        

1日には、あらいふねっとの根本さんがいらして、私の代わりに説得力ある語りかけで
販売を助けていただきました。
2日には、よみうり楽得便の清水室長、
焼きいもリヤカー阿佐美やの奥瀬さんと浅見さんがいらしてくださいました。
3日には、いつもこのブログを見てくださっているというお客さんが!

少量多品目栽培のわが家にとって、一品大量販売は不可能。
端から見たら、さほど売れていないように見えたかもしれませんが、
おかげさまで連日完売!!

確かに飛ぶような売れ方ではありませんでしたが、地道に少しずつ確実に売れていきました。

周囲のJAさんが破格の値段で野菜をたくさん売っている横で、
こだわり栽培のわが家の野菜たちを手に取り、皆さん納得して買ってくださいました。
値段は普段と同じ。JAさんと比べたら、かなり高かったと思います。
でも、皆さん気に入って買ってくれました。

「うちは農薬や化学肥料を使わずに、露地栽培で育てているんですよ」とお話しすると、
ほとんどの方が驚いていました。
テント後方に置いたパネルは、そんな私の話に興味を持ってくれた方が興味深く見てくださったのが、
非常に印象的でした。

さらには、パネルに貼り付けておいた栽培履歴を「JA」の徽章を付けた方たちが何人も写真に納めていました。
そんな光景を見て、なぜか”やった~っ!!”ていう気持ちが湧いてきました。
物量ではJAには太刀打ちできません。でも、うちみいたいな”零細”農家は小回りがききます。
もともと大量生産が出来ないのだから、少量多品目。
兼業農家の少量生産だから、栽培にはトコトンこだわれる。
結果として、安心で安全なものが作れる。
その過程をただ記録に残しているだけなのに、なんでそんなに写真を撮るの?
妙にそれが不思議でした。

こんな気持ちを強く持つことが出来たことと、値段という価値観ではなく安心して食べることのできる安全な作物を望んでいる消費者の方たちがいるんだ!という確信を持つことが出来た今回の出展は、売り上げ以上にわが家にとっては収穫でした。

ただこの3日間、正直いって体力的にはキツイものがありました。
平均睡眠時間4時間。
夕方帰宅してから畑へ出て、翌日の販売のために収穫と調製をして朝7時には販売する作物の搬入。

まさに、生産から収穫・販売まで、わが家は夫婦2人で一貫して行いました。
だから作物に対する愛情と愛着は、どこにも負けません。
作業時間や生産量に限界のあるいまの環境を逆手にとってこれからも土作りからこだわり、
消費者の方々に満足していただける作物を作って行きたいと思います。

最後に小さな兼業農家をこんな大きなイベントに参加させてくださった、
埼玉県農林部流通販売課地産地消担当の皆さんにはお礼の言葉もありません。
ただわが家に出来ることと言えば、地道に栽培に励み、
消費者の方々に安全で安心な新鮮野菜をお届けすることだと思います。

今回感じたことや体験した経験を生かし、さらなるこだわりを追求して行きます。
皆さん、応援してくださいね!






Comments (3)
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