散日拾遺

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便利な時代 〜 オオツルボ、シラン、キスリツァ大使

2022-05-06 07:52:06 | 日記
2022年5月6日(金)

 相変わらず写真の腕が悪く、花の盛りを逸してもいるのでブログにちっとも映えないが、実際にはなかなかゴージャスな花々が自生している。そして、アヤメとカキツバタの区別もつかないトーシローに何とありがたい時代だろう、撮った写真を Google で直接検索にかけられるのだ。そんなのジョーシキ?
 おかげで朝飯前に二件解決、解説はWiki。

 オオツルボ(大蔓穂 Scilla peruviana

 原産地は地中海沿岸の南ヨーロッパ、北アフリカなど。草丈20-40cmほど。5-6月ごろ、花茎の先に径2cmぐらいの星型の小花を数十個傘状につける。花色は濃い紫が多いが、白色の物もある。
 蕾は個々の蕾が集まった楕円形をしており、下のほうより咲き始め、沢山の花が釣り鐘状になる。
 丈夫な草花のため、数年そのまま植えておいたままでも充分に花を咲かすことが出来る。また、分球により増やすことができる。

シラン(紫蘭 Bletilla striata Reichb. fil.

 ラン科シラン属の宿根草。地生ランで、日向の草原などに自生する。日本、台湾、中国原産。野生のものは準絶滅危惧種。しかし栽培品として広く普及しており、種子が飛散して栽培逸出することもあるため、野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は難しい。
 ラン科植物には珍しく、日向の畑土でも栽培可能なので、観賞用として庭に植えられる。極めて丈夫な植物で、半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐え、栽培しやすい。

 母が「シラン」に言及していた記憶があるし、自生といってもどこかから入手した可能性が高いかな。

 ニュースが勝手に飛び込んでくるのも便利といえば便利だが、これは注意も要ることである。飛び込んでくるニュースを素直にとり入れる結果、多くのロシア人が自国のしていることについて大きな誤解に陥っているだろう。もっともこんなのは、いつでも他国のことはよく見えるのに、自国のことに限って見えないとしたものだ。

 ウクライナのセルギー・キスリツァ国連大使の重い言葉の中から、激しやすい自分への教訓として書き留めておく。

インタビュアー: 他のインタビューで、「スピーチする際に感情的にならないようにしている」と語っておられました。ただ、ウクライナで起きていることを考えれば、感情的にならないのは難しいことだと思います。

大使: はたから見て感情的になっているようでも、内心では極めて冷笑的で、感情を出さないようにしています。なぜならば、敵がいる場で感情的になると、エネルギーが吸い取られてしまうからです。

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