北海道新聞2024年11月28日 19:22
吉村さん(手前左から2人目)に教わりながら、真剣な表情で弓を引く子どもたち
【妹背牛】妹背牛小(戸沢法史校長)は、アイヌ民族の文化や歴史を学ぶ授業を学年ごとに行っている。アイヌ民族を講師に招き、子どもたちに北海道の歴史と密接に関わるアイヌ文化、多様性を尊重する共生社会への理解を深めてもらう。
アイヌ文化アドバイザーの門別こずえさんとアイヌ文化伝承ガイドの吉村圭一郎さんを講師に招き、10月から始めた。
11月12日には、2年生13人が、アイヌ民族の弓矢遊びや、投げた輪を棒で受ける「投げ輪突き」に挑戦。弓の引き方を教えた吉村さんは「子どものうちから体力をつけ、狩りの練習になるような実践的な遊びです」と説明した。
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