松下電器産業はオキシライドよりさらに高性能・長寿命の新しい電池「エボルタ」を今年4月26日より発売するそうです。公式サイトはこちら。オキシライドはラインナップを単3・単4に絞っていましたが、エボルタは単1~単4までを揃えるとのことです。
オキシライドは高性能であることからFT-817やハンディ機で使用されている方も多いと思います。私もFT-817にオキシライドを入れて沖縄からQRVしたこともあります。使用レポートはこちら。
FT-817でエボルタを使用する場合にはオキシライドと同じく標準添付の単3用電池ボックスに8本をセットして使う方法もあると思います。L3モード(俗に言う2.5W)でSSBを使うなら3時間半前後持つのではないかと推定しています。
また、エボルタは単1や単2も生産されるそうですから、外付けで電池ボックスを用意すると5時間前後の長時間運用も可能ではないかと思います。単1であれば電池の本数によってはHIモード(俗に言う5W)でも使えるかも知れません(運用可能な時間はL3モードより短くなると思われます)。「なかなか手軽な運用ができない」と評されるFT-817での運用スタイルもエボルタを使うことで変わるかも知れませんね。
お値段は現在のオキシライドよりも1割弱高くなるそうです。また、エボルタの発売にあわせオキシライドの生産を大幅に縮小するとのことです。いつか使うタイミングがあればレポートをまとめようと思っています。