JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

CQオームさんのAカード・Bカードを使ってみる

2008-03-25 | インポート

先日岐阜のCQオームさんを訪れたときに購入した白紙QSLカードを使ってみましたのでご報告します。


 




右がコスト重視のAカード、左が印刷品質重視のBカードです。各100枚が入ったお試しセットを購入してきました。ほぼハガキに近い紙厚を持っており、Bカードの方が厚手です。

 

今回、先の三木市移動で発行したQSLでそれぞれの用紙を試してみました。また、比較用として札幌のラジオ少年で頒布しているインクジェット対応紙(昨年ハムフェアで購入)でも印刷してみました。全く同じ原稿(写真部320dpi)をキヤノンBJS700で印刷、300dpiのスキャナで取り込みました。画像はクリックしますと拡大されます。クリックして比較下さい。

 

 

[Aカード]上質紙 インクジェットおよびレーザプリンタ対応 1,680円/1,000枚

 




全体的に粒状感があり、踏み板に記された車両番号(ミキ300-104)の「ミキ」の文字がやや不鮮明です。ただし、現在コンテスト用で使っている「試し刷り用紙」と較べるとインクの乗りが若干良好で、紙の白色度が高いです。


 


 


[Bカード]インクジェット専用紙(両面) 3,780円/1,000枚


 






紙の白さと相まってかなりくっきり印刷されます。車両番号の「ミキ」も鮮明に見えます。また、車両の下の方に見える赤い部品(非常コック?)の形もはっきり分かります。紙が厚手なのでしっかりした感じがします。


 


 


[ラジオ少年]インクジェット専用紙(両面) 送料込み3,600円/1,000枚


 






車両番号の「ミキ」や床下の赤い部品の見え方はBカードと互角です。紙厚はAカードに近く、やや薄手かな?と思います。


 


 


[比較結果]


・Aカードはコスト重視だけあって印刷品質はインクジェット専用紙には負けます。しかし、値段は非常に安いのが魅力で大量発行も安心です。文字だけのQSLや写真ではなくイラストを使った場合はこれで十分ではないかと思います。フリー素材のイラストを使えば立派なQSLに仕上がると思います。


 


・Bカードは印刷品質もさることながら紙の厚さも十分で、写真はきわめてFBな結果です。本格的なQSLに仕上がります。ネックは価格です。送料別で3,780円ですので単品で買うと送料500円が別にかかります。他の商品のついでで注文するとか、店で直接買うとかでないと割高です。3,500円前後になればいいのですが。


 


・ラジオ少年の白紙カードは印刷品質が高く、Bカードと互角です。価格は送料込みでの値段ですのでBカードより有利ではないかと思います。ハムフェア等出展ブースで買うと送料が不要だったと思います。半面紙厚がやや薄く、強い光に当てると裏が少し透けて見えます。


 


 


お店で宣伝している通りAカードがコスト重視、Bカードが印刷品質重視ということみたいです。ただ、CQオームさんのサイトにあるランキングを見る限りコスト重視のAカードの方が売れている感じです。Bカードは送料を考えると正直少し高いかな、と思います。片面だけインクジェット対応加工にするとかすれば安くならないのでしょうか?あとは1ロット1,000枚は多すぎるかな、と思います(ラジオ少年は通販では500枚2,200円から。ハムフェア等では100枚から販売)。


 


なお、今回比較に使用したQSLは全て実際に発行しました。どのカードが届くかはお楽しみということでお願いします。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする