11/11(月)那覇→浜比嘉島→沖縄市→那覇
勝負どころの土日が過ぎましたので今日はのんびりと。うるま市の浜比嘉島からQRVし、サザンホープの「たこ飯」を食べたら沖縄市の「原点」でコーヒーというパターンです。
7MHzしか期待できないのでなるべく早い時間に行くことにします。那覇ICから117番高速バスに乗って沖縄南IC、歩いてコザ経由で52番のバスで屋慶名農協前で下車します。
那覇ICへは首里駅から歩いて向かいます。首里駅にさしかかるところで首里城の偉容が見えてくるはずですが先週の火災で無残な姿となってしまいました。人の被害がなかったことが不幸中の幸いでしょうか。とりわけ首里の人たちにとっては誇りであっただけにショックが大きいでしょうね。
首里駅で下車。てだこ浦西駅までが開業したため終着駅ではなくなりました。
戦前の首里城は1700年代に建てられたもので、1933年には国宝に指定されていました。実はそのときの指定名が「沖縄神社拝殿」であったことはあまり知られていません。
沖縄神社は戦前の社格では県社にあたり、これまで沖縄県になかった県社の建立運動が持ち上がり首里城を沖縄神社とすることで1925年に県社と認められています。祭神は代々の琉球王朝の王様と沖縄に逃げたとされる源為朝でした。
しかし沖縄戦で破壊され跡地に琉球大学が建てられたため沖縄神社は少し離れた丘の上に小さな祠が作られて再建され今もあるそうです。
那覇ICからは117番です。やんばる急行バスに対抗して新設された高速バスです。沖縄南ICに停車するので便利に使えます。
乗客は111番より多いようです。現在北部への高速バスは111/117番・やんばる急行バス・沖縄エアポートシャトルの3つがあります。沖縄エアポートシャトルは利用が伸びず苦戦していますがあとは定着しており便利になりました。
南ICで下車。コザしんきんドームの脇を通ります。プロバスケの琉球ゴールデンキングスの本拠地です。たまたま前の日にTBS系の「がっちりマンデー」でプロスポーツ不毛の沖縄で根付いた成功例として紹介されていました。番組では「必要な選手数が少ないので遠征費を抑えることができる」といった理由を挙げていましたが、暑い沖縄特有の事情として室内で気候に関係なく試合ができることも大きいと思っています。
24時間営業の吉元弁当でパワフルな弁当を買いたいところですが「たこ飯」があるので泣く泣くパスです。コザで52番に乗り継ぎます。
屋慶名農協に到着。海中道路方面のバスは10時発で遅いのでタクシー利用です。大抵1台は農協のところで待っているので待ち時間ゼロで便利です。
ハイバンドはもはや諦め状態。体力消耗を防ぐため今日は21MHzのアンテナを外して荷物を少し軽くしています。18MHzのアンテナは持ち込んでいますが恐らく7MHzしか使えないでしょうから、Condxをみて浜漁港11時27分発のバスで引き上げる形に変更します。
9時20分にスタート。毎日ほぼ同じ通りで西日本中心のオープン、QSBがあります。すぐにクラスタに載せてもらいわっと呼ばれますが逆に1エリアなどは僅かしか聞こえてきません。
一段落付いたところで18MHzや21MHzをワッチしてみるものの絶望的な状態。オープンする気配すら感じません。
10時を回ると明らかにCondxが落ちてきました。加えてノイズレベルが本土よりやや高めなので弱いSだと苦戦します。本来昼間をメインの時間とする私にとってこの7MHzのオープンパターンは得意ではありません。昼前後にオープンするハイバンドが使えれば楽しいのになぁ・・・
10時50分で終了します。すぐ片付けましょう。
お昼は浜比嘉島のサザンホープでたこ飯。
これが目当てだったので呼ばれなくなったタイミングで切り上げてサザンホープに向かいます。
たこ飯は香り付けにごま油を使って食欲をそそるようにリニューアルされています。宮城県の会社が経営しているためご飯が宮城産のひとめぼれを使っておりご飯がおいしいです。
バスで屋慶名農協に戻りましょう。
61番に乗車、コザ手前の美里入口バス停で下車します。今日は11月11日。郵便局の日付印は外国郵便用を除き和暦表示なので「1.11.11」となり1並びの貴重な日です。美里入口バス停の至近に沖縄美里郵便局があるのでここで風景印をもらいます。
沖縄市は風景印の配備局が少なく、沖縄局とこの美里局のみです。
沖縄美里局の風景印です。1が5つ並んでます。
バスに乗り直し山里で下車し「原点」に行きます。昼下がりで他にお客がいないのでのんびり。マスターの外間さんは与那国伝統の凧を作ることのできる今や数少ない方ですが、今年初めに作った凧がなんと首里城正殿。焼け落ちてしまった首里城正殿の復興を祈願し来年年明けに琉球新報のイベントでこの首里城の凧を揚げるそうです。
本業の自家焙煎コーヒーに凧作り、さらにシャンソン歌手と様々な顔を持つ方ですが、「僕もさすがに年さ~」と話してくれます。凧作りは店の休日に回すなど無理のない形にしているそうで、90歳までは細く長く続けたいとのこと。「師匠より長生きして頑張らないと(外間さんの師匠は東京銀座にあるカフェ・ド・ランブルの関口一郎さんで103歳での大往生でした)」と話すと「そうだよね」と笑っていました。コーヒー豆を挽いたものをお土産に買いました。帰宅してもしばらく原点の味を楽しめます。
次の沖縄道を走るバスは15時45分発の117番ですからこれで那覇ICまで乗ることにします。那覇ICから首里駅に行きゆいレールで引き上げです。
首里駅からは新たに開業した区間に少しだけ乗ってみます。
お隣の石嶺駅まで。
これまでバスしかない不便なところでしたが、ゆいレールができてアクセスしやすくなりました。
ジミー首里店があります。明日はチーズケーキを買わないといけませんねhi
首里郵便局がありますので1並びの風景印をお願いします。
首里郵便局の風景印です。首里城正殿と龍柱、王様である尚家の家紋があしらわれています。
定宿に荷物を下ろし今度は壺川駅へ。那覇中央郵便局があります。
中央郵便局の風景印はどこも総花的なデザインで、那覇もでいごにシーサー。
1並びだからもらいましたがやっぱり総花的ですね。
国際通りに戻りお土産を購入。
今夜は久米の「泡盛倉庫」に行ってみます。約800種類の泡盛を揃えた泡盛バーでマスターの比嘉さんの熱い語りとともに泡盛を味わうことができるお店です。
近年夏にある新宿伊勢丹の沖縄物産展に出張バーを開いており、続いて開催されるJR京都伊勢丹の沖縄物産展にも出店しています。この何年か京都に通い顔も覚えてもらっています。比嘉さんは香港でのイベントに参加していて今日の午後に帰国したばかりだそうです。
今回は「尚」をもらいます。「尚」は通常1回だけの蒸留を3回行い特定の味わいや風味だけを引き出したすっきりしたお酒で、今年12の蔵元がそれぞれチャレンジして作り上げたものです。このため同じ「尚」でも例えば瑞穂酒造と石川酒造場では風味が違っているそうです(どこの製品かはラベルで分かります)。
今回は石垣の八重泉酒造が手がけた「尚」です。元の八重泉は当然ながら味を覚えていますが、それとは全く違っています。確かに別の酒です。泡盛は寝かせれば古酒となり風味が増しますが「尚」を寝かせたらどうなるかははっきり分からないとのこと。これまでの泡盛ほどの変化はない可能性が高いようですが明らかになるのは少なくとも3年後。どうなりますかね?
締めは元白ヒゲのおじさんの店で夕食を。お店を訪れることができるのは今夜までなのでお礼を言ってお店を後にしました。
本日は7MHzで57局でした。もう1時間早い52番に乗っても良かったですね。
勝負どころの土日が過ぎましたので今日はのんびりと。うるま市の浜比嘉島からQRVし、サザンホープの「たこ飯」を食べたら沖縄市の「原点」でコーヒーというパターンです。
7MHzしか期待できないのでなるべく早い時間に行くことにします。那覇ICから117番高速バスに乗って沖縄南IC、歩いてコザ経由で52番のバスで屋慶名農協前で下車します。
那覇ICへは首里駅から歩いて向かいます。首里駅にさしかかるところで首里城の偉容が見えてくるはずですが先週の火災で無残な姿となってしまいました。人の被害がなかったことが不幸中の幸いでしょうか。とりわけ首里の人たちにとっては誇りであっただけにショックが大きいでしょうね。
首里駅で下車。てだこ浦西駅までが開業したため終着駅ではなくなりました。
戦前の首里城は1700年代に建てられたもので、1933年には国宝に指定されていました。実はそのときの指定名が「沖縄神社拝殿」であったことはあまり知られていません。
沖縄神社は戦前の社格では県社にあたり、これまで沖縄県になかった県社の建立運動が持ち上がり首里城を沖縄神社とすることで1925年に県社と認められています。祭神は代々の琉球王朝の王様と沖縄に逃げたとされる源為朝でした。
しかし沖縄戦で破壊され跡地に琉球大学が建てられたため沖縄神社は少し離れた丘の上に小さな祠が作られて再建され今もあるそうです。
那覇ICからは117番です。やんばる急行バスに対抗して新設された高速バスです。沖縄南ICに停車するので便利に使えます。
乗客は111番より多いようです。現在北部への高速バスは111/117番・やんばる急行バス・沖縄エアポートシャトルの3つがあります。沖縄エアポートシャトルは利用が伸びず苦戦していますがあとは定着しており便利になりました。
南ICで下車。コザしんきんドームの脇を通ります。プロバスケの琉球ゴールデンキングスの本拠地です。たまたま前の日にTBS系の「がっちりマンデー」でプロスポーツ不毛の沖縄で根付いた成功例として紹介されていました。番組では「必要な選手数が少ないので遠征費を抑えることができる」といった理由を挙げていましたが、暑い沖縄特有の事情として室内で気候に関係なく試合ができることも大きいと思っています。
24時間営業の吉元弁当でパワフルな弁当を買いたいところですが「たこ飯」があるので泣く泣くパスです。コザで52番に乗り継ぎます。
屋慶名農協に到着。海中道路方面のバスは10時発で遅いのでタクシー利用です。大抵1台は農協のところで待っているので待ち時間ゼロで便利です。
ハイバンドはもはや諦め状態。体力消耗を防ぐため今日は21MHzのアンテナを外して荷物を少し軽くしています。18MHzのアンテナは持ち込んでいますが恐らく7MHzしか使えないでしょうから、Condxをみて浜漁港11時27分発のバスで引き上げる形に変更します。
9時20分にスタート。毎日ほぼ同じ通りで西日本中心のオープン、QSBがあります。すぐにクラスタに載せてもらいわっと呼ばれますが逆に1エリアなどは僅かしか聞こえてきません。
一段落付いたところで18MHzや21MHzをワッチしてみるものの絶望的な状態。オープンする気配すら感じません。
10時を回ると明らかにCondxが落ちてきました。加えてノイズレベルが本土よりやや高めなので弱いSだと苦戦します。本来昼間をメインの時間とする私にとってこの7MHzのオープンパターンは得意ではありません。昼前後にオープンするハイバンドが使えれば楽しいのになぁ・・・
10時50分で終了します。すぐ片付けましょう。
お昼は浜比嘉島のサザンホープでたこ飯。
これが目当てだったので呼ばれなくなったタイミングで切り上げてサザンホープに向かいます。
たこ飯は香り付けにごま油を使って食欲をそそるようにリニューアルされています。宮城県の会社が経営しているためご飯が宮城産のひとめぼれを使っておりご飯がおいしいです。
バスで屋慶名農協に戻りましょう。
61番に乗車、コザ手前の美里入口バス停で下車します。今日は11月11日。郵便局の日付印は外国郵便用を除き和暦表示なので「1.11.11」となり1並びの貴重な日です。美里入口バス停の至近に沖縄美里郵便局があるのでここで風景印をもらいます。
沖縄市は風景印の配備局が少なく、沖縄局とこの美里局のみです。
沖縄美里局の風景印です。1が5つ並んでます。
バスに乗り直し山里で下車し「原点」に行きます。昼下がりで他にお客がいないのでのんびり。マスターの外間さんは与那国伝統の凧を作ることのできる今や数少ない方ですが、今年初めに作った凧がなんと首里城正殿。焼け落ちてしまった首里城正殿の復興を祈願し来年年明けに琉球新報のイベントでこの首里城の凧を揚げるそうです。
本業の自家焙煎コーヒーに凧作り、さらにシャンソン歌手と様々な顔を持つ方ですが、「僕もさすがに年さ~」と話してくれます。凧作りは店の休日に回すなど無理のない形にしているそうで、90歳までは細く長く続けたいとのこと。「師匠より長生きして頑張らないと(外間さんの師匠は東京銀座にあるカフェ・ド・ランブルの関口一郎さんで103歳での大往生でした)」と話すと「そうだよね」と笑っていました。コーヒー豆を挽いたものをお土産に買いました。帰宅してもしばらく原点の味を楽しめます。
次の沖縄道を走るバスは15時45分発の117番ですからこれで那覇ICまで乗ることにします。那覇ICから首里駅に行きゆいレールで引き上げです。
首里駅からは新たに開業した区間に少しだけ乗ってみます。
お隣の石嶺駅まで。
これまでバスしかない不便なところでしたが、ゆいレールができてアクセスしやすくなりました。
ジミー首里店があります。明日はチーズケーキを買わないといけませんねhi
首里郵便局がありますので1並びの風景印をお願いします。
首里郵便局の風景印です。首里城正殿と龍柱、王様である尚家の家紋があしらわれています。
定宿に荷物を下ろし今度は壺川駅へ。那覇中央郵便局があります。
中央郵便局の風景印はどこも総花的なデザインで、那覇もでいごにシーサー。
1並びだからもらいましたがやっぱり総花的ですね。
国際通りに戻りお土産を購入。
今夜は久米の「泡盛倉庫」に行ってみます。約800種類の泡盛を揃えた泡盛バーでマスターの比嘉さんの熱い語りとともに泡盛を味わうことができるお店です。
近年夏にある新宿伊勢丹の沖縄物産展に出張バーを開いており、続いて開催されるJR京都伊勢丹の沖縄物産展にも出店しています。この何年か京都に通い顔も覚えてもらっています。比嘉さんは香港でのイベントに参加していて今日の午後に帰国したばかりだそうです。
今回は「尚」をもらいます。「尚」は通常1回だけの蒸留を3回行い特定の味わいや風味だけを引き出したすっきりしたお酒で、今年12の蔵元がそれぞれチャレンジして作り上げたものです。このため同じ「尚」でも例えば瑞穂酒造と石川酒造場では風味が違っているそうです(どこの製品かはラベルで分かります)。
今回は石垣の八重泉酒造が手がけた「尚」です。元の八重泉は当然ながら味を覚えていますが、それとは全く違っています。確かに別の酒です。泡盛は寝かせれば古酒となり風味が増しますが「尚」を寝かせたらどうなるかははっきり分からないとのこと。これまでの泡盛ほどの変化はない可能性が高いようですが明らかになるのは少なくとも3年後。どうなりますかね?
締めは元白ヒゲのおじさんの店で夕食を。お店を訪れることができるのは今夜までなのでお礼を言ってお店を後にしました。
本日は7MHzで57局でした。もう1時間早い52番に乗っても良かったですね。