今年春に引退した元四国フェリー「第八おりいぶ丸」(SEATRAN FERRY 12)が新天地タイへの回航中に台湾海峡で荒天に巻き込まれ10/23に沈没しました。主機関が故障停止し高雄港への曳航を要請していたところへ台風17号による高波が押し寄せ浸水、高雄港から約30海里の地点で沈んだ模様です。乗員10名のうち5名は救助されましたが、残る5名は発見できていないようです。
高松を出航する際にはランプドアの溶接など対策を取ってはいましたが4m以上の高波をまともに受けてしまったようです。四国フェリーの乗組員さん達も悲報を聞き大きなショックを受けているそうです。
SEATRAN FERRYはタイのリゾート地であるサムイ島でフェリー航路を運航しており、四国汽船の先代「あさひ」も「SEATRAN FERRY 11」として活躍しています。なお「第八おりいぶ丸」と同時にタイに向かった元「第一しょうどしま丸(SEATRAN FERRY 14)」は無事タイに到着したようです(13はタイでは忌番のため使われないとのこと)。
今年お正月に引退の話を聞いて「第八おりいぶ丸」に乗船しており、さらに引退後に宇野港で係船されている姿も見ていました。私もまさかこのような悲劇が起きるとは思ってもいませんでした。第八おりいぶ丸最期の年の姿をもう一度ご紹介したいと思います。





売船待ちで宇野港にいたときの写真です。これが最後となりました。

行方不明となっている5名の早期発見をお祈りするとともに命がけで救助にあたった台湾当局の皆さんの勇気を称え、これまでの第八おりいぶ丸の活躍に感謝したいと思います。
高松を出航する際にはランプドアの溶接など対策を取ってはいましたが4m以上の高波をまともに受けてしまったようです。四国フェリーの乗組員さん達も悲報を聞き大きなショックを受けているそうです。
SEATRAN FERRYはタイのリゾート地であるサムイ島でフェリー航路を運航しており、四国汽船の先代「あさひ」も「SEATRAN FERRY 11」として活躍しています。なお「第八おりいぶ丸」と同時にタイに向かった元「第一しょうどしま丸(SEATRAN FERRY 14)」は無事タイに到着したようです(13はタイでは忌番のため使われないとのこと)。
今年お正月に引退の話を聞いて「第八おりいぶ丸」に乗船しており、さらに引退後に宇野港で係船されている姿も見ていました。私もまさかこのような悲劇が起きるとは思ってもいませんでした。第八おりいぶ丸最期の年の姿をもう一度ご紹介したいと思います。





売船待ちで宇野港にいたときの写真です。これが最後となりました。

行方不明となっている5名の早期発見をお祈りするとともに命がけで救助にあたった台湾当局の皆さんの勇気を称え、これまでの第八おりいぶ丸の活躍に感謝したいと思います。