JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

鎌倉光明寺~大町御朱印巡り①

2024-08-08 | 御朱印めぐり
最近続けている鎌倉の御朱印巡り、今回は材木座から大町にかけて回ってみましょう。

このエリアはJR鎌倉駅から南南東にあたるエリアで、住宅地が広がっています。材木座海岸はサーフィンなどで知られるものの観光客は少ないエリアです。

それではまず鎌倉駅前から逗子方面のバスに乗り光明寺で下車します。

すぐの場所に光明寺があります。

1243年に鎌倉幕府の四代執権・北条経時が創建したとされる浄土宗のお寺です。その後の歴代執権の帰依を受け。後土御門天皇から「関東総本山」の称号を受け、江戸幕府からも根本道場として認められた浄土宗の大本山です。山門は元々鶴岡八幡宮にあったものを移設したとされ、1847年にこちらに移されたと推定されています。

本堂は1698年完成の重要文化財ですが、現在令和の大修理中です。

このため隣の開山堂に本尊を移しています。

光明寺の御朱印と御詠歌です。東の寺院としては珍しく御詠歌がありましたのでお願いしました。


付近には寺社がいくつかあるのですが留守や無人が多く残念です。しばらく歩いて妙長寺があります。

1299年に日実が創建した日蓮宗の寺院です。日蓮は鎌倉で説法を行い幕府を鋭く批判しますが、それをよく思わなかった幕府は1261年に日蓮を捕らえ伊豆へ流罪とします。伊東の沖にある俎岩に置き去りにするものの弥三郎という漁師が日蓮を助けますが、この弥三郎の息子が日実です。当初は日蓮が鎌倉から舟に乗せられた場所にお寺がありましたが、1681年に津波に巻き込まれ寺が流されたため現在地に移転しています。

明治時代には小説家の泉鏡花が滞在し、「星あかり」という作品を書いています。

妙長寺の御首題です。

続きます。
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