Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:Yo-Yo Ma and Kathryn Stott@コンセルトヘバウ(アムステルダム)

2014-04-25 15:02:56 | Concert
金曜日、アムステルダムのコンセルトヘバウへ。明日の土曜日が国王の日なので、オレンジ色の飾りつけが町々になされていて、なんとなくにぎやかな雰囲気でした。
Yo-Yo Maを生で聞きたくて早々に手に入れたチケット、とても楽しみにしていたコンサートです。大ホールが売切れ満員でした。
舞台に近いバルコニー席で、ばっちりとよく見える席でした。
演奏曲は、以下の通りです。
Stravinsky - Suite italienne
Villa-Lobos - Vijfde chôro 'Alma brasileira' (arr. J. Calandrelli)
Piazzolla - Oblivion (arr. K. Yamamoto)
Guarnieri - Dança negra (arr. J. Calandrelli)
Falla - Siete canciones populares españolas (arr.)
Messiaen - Louange à l'éternité de Jésus (uit 'Quatuor pour la fin du temps', I/22 )
Brahms - Derde sonate in d, op. 108
CDで学習して行ったのもあって、耳になじみのある曲ばかりでした。すべてチェロとピアノのデュオでした。
チェロの美しい生音に感動しながら聞いていました。
しかし、この時期風邪をひいている人が多いのか、咳がかなり多く、チェロとピアノだけなので音が少ないこともあって、咳の音が大きく響き、演奏の音に集中できないときもありました。2階のバルコニー席なので、すべての音が上へ上がって反響するので、余計によく聞こえたのかもしれません。私も以前に咳に悩まされながらコンサートを聞いたことがあるので、咳をせざるをえない人の気持ちもわかります。
もしかしたら、CDの音のほうがピュアで音楽を楽しめるのかもとも思いました。
Yo-Yo Ma、お客さんを楽しませ、満足させるコツを知っているなあと思いました。アンコールは3曲。オランダの国のシンボルカラーのオレンジ色のハンカチーフを取り出し、振って、観客は拍手喝采。
チェロの音がときどき深くきれいな音色で、それはすばらしかったです。
モダンな軽快さも感じました。
チェロと言えば、10月にCello Biënnale Amsterdamというフェスティバルがあり、別の異色なチェリストのミッシャ・マイスキーを聞きに行くことにしました。まったくタイプの違うチェリスなので、演奏が楽しみです。
体調は良好です。