Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

DOMUnder@ユトレヒト

2015-05-25 08:12:35 | Wblog:お出かけMuseum
今日は月曜日ですが聖霊降臨祭の休日です。
昨日、今日と珍しく続けてユトレヒトへ。
今日は、昨年オープンしたアトラクション「DOMUnder(ドムアンダー)」のためです。ユトレヒトの観光名所であるドム塔があるドム広場の地下の遺跡を巡るツアーです。予約が必要です。人気があって日曜や祭日は満員になるので、早めの予約が必要です。
集合場所の建物で受付をすますと、地下へ行きます。そこからツアーがスタートです。
ガイドの人が説明をしてくれ、地下から掘り出された物を一人一人選んで、それがどの時代にどの部分に使われていたものであったかを地図などを使って教えてくれます。その後、ビデオを見ます。それで、だいたいのこの広場の2000年前から現在までの大まかな歴史を把握できます。
それから、ここから外へでて、写真の入口から、地下へおります。
そこはかなり広めの遺跡がごろごろしている地下で、それぞれにイヤホンつきの大きな懐中電灯のようなものが配布されます。地下は暗めで、その懐中電灯のボタンを押して自分で光を当ててみます。遺跡のところどころにセンサーが付いていて、うまくそのセンサーに懐中電灯の光をレーザーガンごとくあてると、イヤホンから説明が聞こえてきます。この行為自体が楽しかったです。ただ懐中電灯がちょっと重すぎと思いました。
この地下でもビデオを2回見ます。
全部で1時間強のツアーでした。英語のツアーもあるようです。
いろいろ新しく知ったことはあったのですが、1674年の大嵐でドム教会の半分が崩れ落ち、その部分が今のドム広場(ドム塔と今のドム教会の間)にあたるということです。そして、その廃墟が150年も放置されたままだったそうです。町の真ん中の重要な部分に廃墟がずっとあったということです。
ツアー後、ドム教会周辺を改めてゆっくりと見てまわりました。
ドム広場には最近できた二つの大きなミッフィー像も見ました。
また、ナチス占領下時代についての小さな写真展が屋外ブースで行われたので、それも少し見ました。この場所を、ナチスの制服を着た軍人たちが闊歩していたんだ…。
ユトレヒトは歴史の古い重要な町なので、よく知れば知るほど興味が沸いてきます。
体調は良好です。