猪瀬直樹著「東条英機 処刑の日」読了。
この日は、単行本のときには「ジミーの誕生日」というタイトルで、文庫本になった際に現在のものに変更されました。副題は、「アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」」とあります。
「ジミーの誕生日が心配です」という言葉を最後に綴られなくなった古い祖母の日記帳を見つけた女性が、この言葉の謎を解くことを著者に依頼したことから、本は始まります。
ジミーの誕生日が何なのかという謎はすぐにわかりますが、どうして、それがその日記帳に書かれていて、その言葉を最後に日記が書かれなくなったのか、という謎について解明されるのは、かなり後半までかかります。
第二次世界大戦がどう始まり、どのように終わって、戦後の裁判がどういうふうに行われたのかという、歴史の教科書ではわからない部分が、この本を読んで、かなりクリアーになりました。また、天皇の立ち位置がどうだったのか、マッカーサーはなぜ天皇を処刑せずに温存したのかが、よく理解できました。
史実的な記述も多く、読みづらくなりそうなところを、著者と女性が交わす現代での会話などがテンポを作り、読みやすくなっています。
この著者の本は興味はあったのですが、実際に読むのは初めてでした。また、別の本にも手を出してみようと思います。
体調は良好です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
この日は、単行本のときには「ジミーの誕生日」というタイトルで、文庫本になった際に現在のものに変更されました。副題は、「アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」」とあります。
「ジミーの誕生日が心配です」という言葉を最後に綴られなくなった古い祖母の日記帳を見つけた女性が、この言葉の謎を解くことを著者に依頼したことから、本は始まります。
ジミーの誕生日が何なのかという謎はすぐにわかりますが、どうして、それがその日記帳に書かれていて、その言葉を最後に日記が書かれなくなったのか、という謎について解明されるのは、かなり後半までかかります。
第二次世界大戦がどう始まり、どのように終わって、戦後の裁判がどういうふうに行われたのかという、歴史の教科書ではわからない部分が、この本を読んで、かなりクリアーになりました。また、天皇の立ち位置がどうだったのか、マッカーサーはなぜ天皇を処刑せずに温存したのかが、よく理解できました。
史実的な記述も多く、読みづらくなりそうなところを、著者と女性が交わす現代での会話などがテンポを作り、読みやすくなっています。
この著者の本は興味はあったのですが、実際に読むのは初めてでした。また、別の本にも手を出してみようと思います。
体調は良好です。
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