Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

672回

2007-10-21 13:29:07 | アート・文化

 よいお天気になりました。学校祭もある月、中間試験が終わったらのんびり学校祭を楽しみましょう。

     「花束」

 花束のことを忘れていた

彼女に貰った花束

最近漸く気付いた、いえ、昔も気付いていたのだろう

それが花束だと

花束ではないけれど花束だと

彼女からのプレゼントだけれど彼からのものだと

 最近また気付きながら

随分と長い間家で歴史づいてきた花束に

ありがとう

花束を有難う

 私は今は花束を傘立てにして

別のプレゼントを貰いたいと思っている

あなたでしか送る事が出来ないだろう

私の真実好きな別の花束を

 思えば

あれは貰いたい花束だったけれど

確かに真実私の好みの花束ではなかった

 思えば

先に人がいたことに気付いた瞬間

二人の気持ちに気付きながら

過ぎていった青春時代

 彼女から受け取ってそれとなく気付いた花束

長く青春時代の様々な思いを吹き寄せていた花束

可愛らしい花束は感慨深く古びてしまった

 今私が

新しい花束を見つけたように

あなたにも新しい花束が見つかるような

そんな予感めいたものが昔の花束を復活させたのだろうか

また

私をして傘立てにさせたのだろうか

 お互いに

今度は差障りのない花束を手に入れられるように

私はあなたの為にも祈っていたい