Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

牧歌の郷

2017-09-29 12:37:29 | 日記

 昼食は何時もの様にレストランで行われました。レストランの場所が、バスが止まった駐車場から少し離れたところだったので、空き地に自然に生える草を見ながら歩きました。アザミ、ギシギシ(よく分かりませんがイラクサかもしれません)、ヘラオオバコ、クローバーやタンポポポのような花も見かけます。アザミの写真には光線が入ってしまいました。見づらいですが、この時期のこの場所の野辺の雰囲気が感じられます。

 デージ―もあります。自然に生えているデージーは園芸種のデージーの原種だそうです。日本でよく売られている園芸品種と比べると、格段に花の大きさが小さくて可憐です。

 樹木として目につくアーモンドの木も、こちらでは好んで植えられている木との事でした。花も実もこちらの人に好まれている木だそうでした。アーモンドの粒は扁平なことから、和名は「扁桃」と書くそうです。花は桜とよく似ていてピンク色だという事でした。のんびりと皆で歩きながら、講師の方から目に入る植物の説明を聞きました。

 この時、私はアーモンドの木の花時を見てみたいなと思いました。歩きながら、日本に帰ったら苗木を買って育ててみてもよいかなと考えていました。

 現在、調べてみると、アーモンドにはスイート種とビター種があることがわかりました。食用にされるのはスイートアーモンドという事です。100以上の品種があるそうです。「杏子や桃とよく似た花で、白色・桜色・桃色の花弁の端に小さな切込みの入った花をサクラ同様一斉に咲かせる。」とありました。園芸店で苗木を見かけなかったこともあり、植えなくてよかったかもしれません。

 アーモンドに限らず、アザミやゴボウなども調べてみると似た品種、色々な種類があり分かり辛そうです。植物には有毒な物もあるので、慣れないよく分からない植物は、育てたり口に入れたりしない方が賢明だと分かりました。

 


牧歌の郷

2017-09-29 11:27:57 | 日記

 16日、アルバムに、昼食前の写真が何枚かあります。

 カールドンからはじまって、ゴボウ、ケシ、アーティチョーク、パープルセージ、アーモンド、屋根バンダイとあります。ここは何処かのお庭のようです。アルバムの初めにはシザース城とありますが、日程では17日に回る予定です。写真の最初のカールドンの横にこのお城の名前があるのです。シザース城に限らず何処かお城を回ったようです。

もしかすると、2日続けてシザース城に行ったのかもしれません。が、この点私は全然記憶がないのです。不明瞭で申し訳ありません。

研修旅行

 アルバム写真はメモと順が逆になってしまいました。ゴボウと言うのはアザミですね。丁度旅行中が花時だったのでしょう、野原がある場所では何処へ行ってもよく見ました。

 ゴボウと言うのが気になって、この旅行記を書き出してから検索して調べたところ、イギリスは4つの国(地域)から成り立っている連合国家なので、4つの国の国花があることがわかりました。イングランド…バラ、ウェールズ…ラッパスイセン、リーキ、北アイルランド…シャムロック、スコットランド…アザミです。

 4つの国花の中にアザミが入って来るのですから、ポピュラーでよく見られる花なのですね。アザミはキク科だそうです。皆イギリスの美しいバラを追う事に夢中でしたが、沢山の愛される花があることが分かりました。 

 また、屋根バンダイを調べたところハウスリーク(コモンハウスリーク)はベンケイソウ科バンダイソウ属とありました。和名、屋根バンダイソウと言ったりするそうです。ヨーロッパではよく知られた植物のようです。

 (私はこの公園又は城跡の庭辺りで、新しくCさんと知り合いました。多分このアーモンドの実に手を伸べている方です。にこやかに笑顔で私に話しかけて来られて、英語が大好きで、イギリスが大好きなのだと仰っていました。もう少ししたら、2年程したらイギリスで暮らしていると思う。との事でした。その言葉の通りでした。1年ほどしてから、今イギリスで暮らしています。これは記念品ですと手紙が来て、ハロッズのボールペンがプレゼント送付されいました。Cさんのお話が本当だったのだと驚きました。当時は全く気が付かなかったのですが、ご縁があってイギリスへ嫁がれたのかもしれません。祝!おめでたい事です。お幸せを願っております。)

 このページを書いて1日経って、記憶を手繰り寄せてみると、ツアーの一行は如何やら公園か城跡の庭だけが残ったような場所を歩いていたようです。花などが植えられて、樹木もアーモンドの木、その他幾つかの木がありました。きちんと刈り込まれた草という感じではなく、歩ける程度の低さの草が心地好く伸び、歩いて行くと東屋のような小さな建物がありました。絵になる風景です。

 東屋の中でハーブなど花の種袋が売られていました。建物の中心にレジがあり、売りての男性が如何にも商売人という感じでにこやかに皆に話しかけていました。他にもお土産品が売られていた小屋などがありました。お土産が売られていた小屋の入り口、裏口と言うか、そこで写真のハウスリークを見かけました。

 しかし、この記憶も曖昧です。確かとは言えません。


牧歌の郷

2017-09-27 22:05:56 | 日記

 16日(日)午前中に訪れた、ウエッジウッド・ビジター・センターの写真はありません。パンフレットもありません。前もって悪しからずという感じです。

 バスが郊外の工場と言うよりも、日本で言うと新しい倉庫風でこざっぱりした明るい感じの外観をした、年代を感じさせない建物前で止まりました。『ここがウエッジウッドの工場なのかしら。』私はその現代的な外観に半信半疑になったのですが、やはり最初に感じた通り、そこが目的地のウエッジウッド・ビジター・センターでした。

 ウエッジウッドと言うと有名な陶器の銘柄、伝統的な古い工場なのだろうと思っていた私です。しかしバスの前にあるのは極めて現代的な建物でした。何しろ「午前中はウエッジウッドの工場見学です。」と言われてこの日バスに乗っていた私達だったと思います。

 これが工場?建物を見て意外に思いました。(今、これを書いていて、日程表の名前で分かりました。観光用センターだったのですね。現代的だった訳です。)

 入り口を入ると、皆に説明用のヘッドホン(イヤホンだったかもしれません、記憶が曖昧なので申し訳ありません。)が配られました。それを耳に当てて館内を回ります。私はここで写真を撮っていたわけではありませんが、何時もの様にのんびりと列後方を歩いて行きました。(多分)

 私は歩き出す前に、先に歩き出した人々がある場所で立ち止まり、妙な雰囲気になることに気付きました。皆おやっという感じで立ち止まると、行きつ戻りつする場所があるのです。私は不思議に思いながら眺めていました。それから私の順番が来たので見学に出発しました。

 見学前の同行添乗員さんの説明では、ヘッドホンが、それをつけた見学者の位置で説明されている解説、見学工程の順路にある目の前の展示物、作業風景の解説を自動的に拾ってくれるという事でした。日本語版のヘッドホンだとか。それを耳に当てて順路を進み始めると、成る程、ヘッドホンからは日本語で説明が聞こえて来ました。

 私はこれは楽しめそうだと興味津々で順路を進んで行きました。私は生来、器や小物類を見るのが好きな方だと思います。それに限らず、何でも見聞するのが好きな方でした。植物以外の見学でしたが、十分に観光気分でこの施設を回って来ました。

 唯、写真もパンフレットも無い、お土産品も買わなかった場所はここだけかもしれません。お土産売り場は出口近くにありましたが、陶器のお土産は重い上に移動中に割れる心配がありました。荷造りして送っていただける話も聞きましたが、陶器を買うという事に物慣れない私は買う気になれませんでした。

 …どうしましょう。正直に書いてみます。私がここでお土産を買う気に慣れなかった理由、それはこのヘッドホンの不具合と、順路で見た、作業する一部の人から受けた違和感のある雰囲気からでした。土産物を買う場所に来る頃には、何だかこのセンターの人に対する不信感のような物が胸にあり、荷送を頼む気になれなくなっていました。

 土産物売り場で、Bさんからお土産を買おうと誘われ、気になった商品、気に入った商品はないかと尋ねられました。有名なメーカーの品物だから何か買って行きましょうよ、そう勧められました。

 そこで私もルームメイトのBさんに合わせてお付き合いです。あれこれと陶磁器の商品をもう1度念入りに眺めて回りました。SaleまたはSellと書かれたお買い得品が目に留まりました。この辺りはやはり主婦感覚です、余程購入しようかと思いましたが、お皿のセットだったので重そうでした。送ってもらっても割れて届きそうだという嫌な予感がして。結局購入するのは止めました。

 やはり私はこういった商品には物慣れていませんでした。私が目を止めたのはクリスマスの絵柄のお皿でした。セットと思ったのですが、多分売れ残っていた飾り皿の山だったのでしょう。12月の物が7月にですから、絵皿であれば前年のクリスマス用品です。

「クリスマスに、家族で楽しくクリスマスケーキを食べるのに使いたいわ。ウエッジウッドのお皿ですもの、我が家の逸品として毎年愛用したいわ。」

そんな事をBさんに言った私です。当時私は、その年々に記念として出るメーカーの、飾り皿という物を知りませんでした。

 (日程表だけですみません。) 


研修旅行ファイルで一息

2017-09-27 21:42:34 | 日記

 今の紀行文の資料になる書類をファイリングしました。まとめてみるとそう多くなかったと感じました。パンフレットは、何処に行ったのか、そこがどんな様子の場所だったのか、を思い起こすのにとても良い資料になるのですが、全く訪問日時や様子を思い出せなパンフレットが2件ありました。(もしかすると、同行添乗員の方が、「ここも近くて有名な場所だから、今度来た時に行かれるとよいですよ。」と車中で配られた物かもしれません。記憶が曖昧ですみません。)

 レシートなども、時間の印字された物は貴重と言える資料です。 ただ、もう印刷された文字が消えて判読不可能になった物も何枚かあり、その白い紙面にがっかりして溜め息が出ました。何時、どこで何を買ったか、そのほとんどが日本で待つ家族や親戚へのお土産でした。知人へのお土産もあります。本や、お菓子、お茶に、カメラフィルムなどもありました。

 消えてしまったレシートの中に、あるお城の、名物の焼き菓子等の載ったレシートがあるようです。このお菓子を包んでもらった紙袋も大事に取ってあったと思ったのですが、書類の中にはやはり有りませんでした。本当に美味しいお菓子、焼き菓子であったので、消えてしまってとても残念に思います。ナッツやドライフルーツが彩りよく散りばめられたバターケーキのような丸いお菓子です。直径15㎝程の丸い形をしていました。見た目美しい陶器の置物のようでした。私にはとてもお菓子とは思えませんでした。それで、何だろうと手に取り眺め回していたところ、

「それは此処のお城の名物の焼き菓子ですよ。」

「甘いですよ、とても。」

と、横から声が掛かりました。びっくりして声の主を見ると、それは同行の講師の方でした。何でもよくご存知なのですね、ににこやかに教えていただきました。

(思い出してみると、「彼がそう言っている。」と講師の方が手で示された方向、私が講師の方と反対側の方向を見ると、異国の男性の方がおられたので、この方が言った事を講師の方が通訳してくださったのかもしれません。)

 また、珍しい所では日本語で印刷されたある日のメニュー。これが何時のどこの食事か思い出せなくて残念です。ランチではないかと思うのですが、わざわざ日本語で印刷して歓待していただいたレストランに申し訳ないです。ホテルでの食事メニューかもしれません。

 この旅行での食事で1番印象に残っているものはデザートです。ある日のレストランのランチで、私は「サマーベリーのケーキ」と言うのを選択メニューで選びました。想像した通り、ラズべりーやブラックベリー、ブルーベリー等のベリー類が散りばめられたケーキで大満足しました。昨今飲食店で行われている選べるデザートです。この時のメインディッシュも選べました。私はビーフステーキでした。この時、お魚、またはチキンを希望した私ですが、皆がビーフステーキが多いからと、皆に合わせてビーフにしましょうとメニューの変更を促されました。断りにくい雰囲気でした。しぶしぶビーフにした事を覚えています。

 …正直泣きたい気分でした。今から17年前の事です。…大丈夫だったんでしょうね。この時の皆さんも、多分大丈夫でしょうね。この時、確りとビーフ以外の料理にした頑固な方も2、3人おられた事は確かです。意志薄弱ですね、私は。

 そうですね、デザート以外にも団体旅行に参加しているという、団体の一員という印象に残った食事でした。この時のメニューはありません。当日そのレストランで見たメニューのみの記憶です。

研修旅行ファイル