蛍の光、窓の雪、…と、今年も今日で最後となりました。
あと何時間かで新年です。私は今、せっせと年賀状を書いていました。一枚一枚の年賀状を見ると、それなりに思う所があります。
皆さんのご無事と、健康と、ご多幸を願って、また今年も行く年を見送ります。
よい年をお迎えください。
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年の終わりに、何か書きたいと思いながら、今日の雨の日、まだ暖かい内の大晦日、さまざまに連想、回想しようと思うのですが、大掃除くらいしか思い浮かびません。
寒かった雪の日の大掃除、しかも大晦日、戸棚の奥まで隅々と掃除して、手足がかじかんで少しでも暖が取りたいと思った幼少の頃。祖父母と、両親と、玄関のガラス戸を磨いたり、掃き清めたり、注連飾りを軒に飾ったり。
長じて、おかしく思う事もままありますが、現代のように情報化された時代ではなく、申し伝えの言い送り、そんな時代のことですから、古めかしいセピアというよりモノクロの写真のような思い、風景です。
火鉢で暖を取ったり、部屋に炬燵がしつらえられて、漸くこれで暖かく過ごせるとほっとしたり。子供だからもう出来ないと炬燵から動かなかったり、そんな様子を叱られたり、今でも覚えているのだなぁと、思い出すまま、思いつくままに回想する今日の今。
何も無い幸せ。