土筆(3)
そのような理由から、雪国のこの日は、子供達が気候の良い時期に通常の外遊びに出るという、その年の最初のⅠページになるのでした。少しでも道理が分かる子なら、この日にさも嬉しさで浮き立......
実は本を自費出版します。昨日その本が届きました。今年の4月には書店に並ぶようです。そうはいっても自費出版なので部数は少ないです。このページの読者の皆様など、私の本を読んでみようと思われた方は予約などなさってください。増刷は百冊単位だそうですから、初版を逃すとなかなか購入出来ないと思います。
さて、自分の生まれて初めての本を手に取り、とても嬉しく、早速父の位牌に供えました。父はかつて私が文章を書く事や、その先進んで作家になる事を夢に描いていたようです。私の高校生くらいまで、時折そんな事を口にして私を促しました。
私は元々読書や作文が好きでした。学校時代は課題の文章を書く事が楽しかったものです。社会人になって作文する機会など殆ど無かったのですが、ある切っ掛けで詩作するようになり、文章を創作するようになりました。そして書いた自作を投稿するようになりました。その延長がこの本の出版となりました。
「ローマは一日にして成らず」、私の学校時代、特に小中時代に、父は私の前で時折この言葉を口にしていました。私には父の意図するところが曖昧でしたが、コツコツ勉強しろという意味だと解釈していました。今から思うと、この本は毎日何かしらコツコツとブログに書き込んで来た、そんな日々の結晶です。
今回この本の出版に当たって、誘ってくださった出版社の方、お世話になった編集、校正の皆様に大変感謝致して居ります。どうもありがとうございました。