Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

エアコンに水分の補給

2017-07-31 22:20:59 | 日記

 自然の風で涼を取れるなら良いのですが、最近の暑さは猛暑ですね。

水分補給に努めながらやはりクーラーに頼ってしまいます。それでも暑いです。

実際このパソコン部屋はクーラーが無く、こう暑い時には操作するのが億劫になってしまいます。

創作意欲が湧かなくなるというものです。特に、昨年あたりから夏のパソコン操作は酷く苦になって来ました。

扇風機の熱風で頑張って来ましたが、そろそろ年齢的に限界です。今日もこの辺りで終了です。


三文小説(7)

2017-07-29 15:53:09 | 日記

 彼女達はお互いにまぁそうなのと頷き合うと、平野さんはこういった物です。

「喧嘩を止めに入ったのに、交代して喧嘩する人もいるのね。本当に驚いたわ。」

そうすると野原さんはえっと驚きました。松山君が止めに入った事を彼女は知らなかったようです。

「松山君、元々喧嘩してたんじゃなくて、止めに入ったの?」

「じゃあ、如何して彼、喧嘩しているのかしら。」

平野さんは不思議そうな顔をして野原さんを見つめました。野原さんの言う事が直ぐには信じられないという顔つきです。

それで野原さんは彼女に事の成り行きを説明しました。

 喧嘩が起きた時、松山君は自分の傍辺りにいて、止めろよと言ってけんかを止めに行ったのだということ。その後、男女の喚声が上がり、野原さんが見ると、喧嘩していた一方が松山君と入れ替わっていた事。そしてそのまま喧嘩しているのは今の2人になっている事。そのような事を手短に説明しました。

「あの人、松山君でしょう?」


トイレのお化け

2017-07-28 20:44:49 | 日記

 暗い夜にトイレに行くといるというトイレのお化けですね。

夜トイレに行くのが怖かったものです。必ずだれか大人の人について来てもらい、電灯スイッチの傍で待っていてもらいました。

用を済ませると先に廊下を歩き、電灯のスイッチを消してもらったものです。子供達が集うお盆などは、子供同士で連れだってトイレに行きましたが、誰かがトイレの中にいる途中に電気を消したりして、悪戯して怖がらせていたものです。

悪戯が過ぎて泣き出す子もいて、それなりに怖い夏の夜でした。


三文小説(6)

2017-07-26 07:48:41 | 日記

 『知り合いのいる人達はいいわね。』野原さんにとって殆ど顔見知りの人がいないこの会社で、彼女が入社後にそう思って眺める男女のグループは何組かありました。それでも、野原さんにもこの両日で親しくなった同期の女性、新しい友人になりそうだと思う人に出会う機会はありました。

 それは出勤時の電車の中でした。同じ電車で何時も会う、同じ会社の同じ新人でした。2人は電車や会社で何回か顔を合わせる内に、何時しか親しくなり始めていました。

 彼女の名前は平野奈々さんという事でした。話をしてみると家も1駅と近く、向こうにしても野原さんと同じように社に知人がいないのでした。2人はその後、朝夕挨拶を交わし一緒に出社し始めました。その知り合ったばかりの同僚の女性社員が、何時の間にか野原さんの横に来ている事に彼女は気付きました。

 「平野さん」

後ろにいたのねと彼女が声をかけると、彼女も初めて気づいたようでした。

「野原さん、そこに居たの。私びっくりしたわ。私、男の人が人前で喧嘩するのを初めて見たの。」

彼女が青ざめてそう言うので、野原さんもこっくりと頷きました。

「私も、初めてなの。びっくりしたわね。」