現在、少し郊外に行くと、タチアオイのすっと立った容姿が目に入ります。
夏の風情と、梅雨の時節を感じます。軒先にこのアオイ類を植えているお家も目に入ります。
この花を好む人は多いのでしょう。
家でも、マロウ、アオイ、フヨウ、と数種植えていたものです。
ゼニアオイなど、葉に様々な小虫がいて、地球上の生命、と言うと大袈裟なのですが、
観察していると自然というものをしみじみと感じる事が出来ました。
葉に止まる小虫、家の庭、庭に宿る大気、大気の繋がる地球から上空へと、空間は広がって自分の回りから宇宙へ、
ミクロからマクロへの空間の広がりを爽やかに感じたものです。清涼な空気に触れた感じでした。
戸外での落ち着いた時間を持つ事、ゆとりのある生活、は憩ですね。
自分で望んだ訳ではないのに、結局そんな生活になってしまったという一時期の事です。
余裕が無くても暇がある、そんな人が一般的に多い時代なのかもしれません。