「繰り返し思うこと」
自然だとどうなるんだろう
咲き終りの花柄
朽ちていく濡れそぼった茶褐色の花弁
汚れて黒ずむ興ざめの体見苦しく
鋏加えたい気持ちやまやま
自然だとどうなってゆくのだろう
枯れ朽ち落ちて行くだけだろう
分かりきった事なのにそのまま
眺めていたい一つのシーズンの終焉への過程
「繰り返し思うこと」
自然だとどうなるんだろう
咲き終りの花柄
朽ちていく濡れそぼった茶褐色の花弁
汚れて黒ずむ興ざめの体見苦しく
鋏加えたい気持ちやまやま
自然だとどうなってゆくのだろう
枯れ朽ち落ちて行くだけだろう
分かりきった事なのにそのまま
眺めていたい一つのシーズンの終焉への過程
「のんびりの日曜日」
車も透いて
国道はすっきりと見通しのよい広道
いつの間にか前の車列に追いついて
のんびりとバスの供
乗も降も無いだろう道すがら
終点が同じだからずーっと友連れのんびりとこのまま
暢気に黄色い車線を眺めながらからかっていたら
時間待ちかなバス・ストップで
停滞前線の寒と暖
閉塞前線の寒と暖
どちらも温々と車窓を走り、走り去り
また見通しのよい国道を定速で平常心に観賞
家、看板、鉄筋、山と川に岸辺