お天気がよいです。ここ2、3日何となく風邪をひいたのか喉の変調と鼻水。花粉の季節到来なのかもしれません。
「気分の谷のまにまに」
沈みがちな気分のまにまに
今年も季節の到来を感じながら
少しずつ陽気の明るさを感じた2月
ひいなの節句は女の子の祭り
飾られていた雛人形にその家の女児誕生の喜楽垣間見ながら
愛らしい人形の顔と衣装の紅の色は感じてたおやか
回想に沈み掛けた脳裏に桃の節句の緋毛氈の彩り
段々の間に仕事が文字が本が知識が挿入されてまにまに
色んなものがガラクタに無駄になってしまう様に泡沫
浮かんで消えてまにまに
古書の専門書紐解きながら閉じながら
白鳥も雪も白きもの波穏やかに
やがては消えて無駄になってしまう感慨深い努力まにまに
おや、そうかしら
思いの残る古書に残らぬものだろうかあの時の憧憬と努力
改悛の情に触れる節句の桃の花びらまにまに揺れてまにまに