20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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イラク「多言語読み聞かせオンラインパーティ」

2020年05月13日 | Weblog

                

 高遠菜穂子さんというお名前を聞いて、覚えていらっしゃる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

 そうです。

 かつてイラクで、日本人人質事件に巻き込まれてしまった、あの人です。

 事件後、高遠さんは、ご家族までバッシングを受け、PTSDになってしまったそうです。

 でもそれを乗り越え、今もイラクに住んで、ボランティアで、子どもたちに医療や、さまざまな支援活動を続けています。

 

 イラクも、コロナで、子どもたちが大変な状況の中、高遠さんは、日本の絵本などを、アラビア語、クルド語、日本語などで、「多言語読み聞かせパーティ」というのをやっていらっしゃるそうです。

 上記の「いちばんはだれのしっぽ」の紙芝居も、そのお仲間に入れていただきました。

 

 日本にいらしたとき、童心社を訪ねていらして、この紙芝居もお求めくださったそうです。

 そして、これを、多言語で、イラクの子どもたちに、演じてくださるそうです。

 

 私はイラクに行ったことがありません。

 ですから、私より先に、紙芝居が、イラク・デビューすることになりました。

 多言語に訳されたものを、メールの添付で送ってくださると、童心社の著作権担当の方から伺いました。

 きっと、アラビア語も、クルド語も、私にはちんぷんかんぷんでしょうが(笑)。

 イラクの子どもたちは、どんなところに、共感、反応してくれるでしょうか。

 

 高遠さん、頑張れ!

 イラクの子どもたちも頑張れ!

 日本の子どもたちも、大人たちも、みんなコロナに負けるな、頑張れ!

コメント
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