高遠菜穂子さんというお名前を聞いて、覚えていらっしゃる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
そうです。
かつてイラクで、日本人人質事件に巻き込まれてしまった、あの人です。
事件後、高遠さんは、ご家族までバッシングを受け、PTSDになってしまったそうです。
でもそれを乗り越え、今もイラクに住んで、ボランティアで、子どもたちに医療や、さまざまな支援活動を続けています。
イラクも、コロナで、子どもたちが大変な状況の中、高遠さんは、日本の絵本などを、アラビア語、クルド語、日本語などで、「多言語読み聞かせパーティ」というのをやっていらっしゃるそうです。
上記の「いちばんはだれのしっぽ」の紙芝居も、そのお仲間に入れていただきました。
日本にいらしたとき、童心社を訪ねていらして、この紙芝居もお求めくださったそうです。
そして、これを、多言語で、イラクの子どもたちに、演じてくださるそうです。
私はイラクに行ったことがありません。
ですから、私より先に、紙芝居が、イラク・デビューすることになりました。
多言語に訳されたものを、メールの添付で送ってくださると、童心社の著作権担当の方から伺いました。
きっと、アラビア語も、クルド語も、私にはちんぷんかんぷんでしょうが(笑)。
イラクの子どもたちは、どんなところに、共感、反応してくれるでしょうか。
高遠さん、頑張れ!
イラクの子どもたちも頑張れ!
日本の子どもたちも、大人たちも、みんなコロナに負けるな、頑張れ!