先日、娘の雛人形を飾りました。
もう嫁いで20年近くになります。
おまけに、二児の母。
それなのに、お雛祭りが終えた、最初の大安の日に、お雛様を片付けます。
習慣とは恐ろしいもの。
もう、そんな習わしが、40年以上、続いています。
ささやかな、母心。
今は娘が、その子どもの女の子に、その習わしをつないでいると思います。
娘の雛人形は、日本で初めて人形師で、無形文化財に指定された、原米州の作品。(上)
そして、娘の子どもである、女の子のお雛様は、原米州の跡を引き継いでいる、娘さんの、原孝州の作品。
原米州は、もうとっくに、鬼籍の人なので。