20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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四月朔日

2021年04月01日 | Weblog
           
                               

 今日から四月。
 昨日は、今年最後のソメイヨシノを見がてら、公園を歩いてきました。
 桜の花びらは、かなり散り落ちていて、私の大好きな、「桜しべ」になっていました。

            
  
 花筏も、ゴージャスすぎ。
            
 
 この辺りが、日本の侘び寂びの、花筏の世界でしょう。

 漢字で書くと「桜蕊降る」という季語があります。
 私の大好きな、晩春の季語です。
 
 昔の人は、ソメイヨシノが散り落ちると、今度は真っ赤な、しべが残って、それが、風に舞って散り落ちる。
 その光景を美しいと感じたのだと思います。

        
                  
 灯台躑躅も、今が盛り。
 公園も、八重桜が咲き始めたり、ソメイヨシノの季節から、次の季節に向かっているようです。
コメント
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