kaeruのつぶやき

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6月12日、児童労働反対世界デー。

2015-06-12 20:27:03 | kaeruの『資本論』

 今日は「何の日」というアプリに「恋人の日」とありました。ブラジルでは恋人同士が写真立てに写真を入れて交換しあうのだそうです。日本では額縁組合がこの日を「恋人の日」にしたそうです。バレンタインデーは成功しましたがこの日は?

 他にこの日は何の日かと思いwikiしてみましたら児童労働反対世界デーでした。こちらもwikiしてみましたら、2枚の写真と下の説明がありました。

カール・マルクスはエンゲルスとの共著の『共産党宣言』において資本主義体制下の搾取廃止の観点から児童労働の廃絶を主張し、主著である『資本論』においても児童労働の実態を絶対的剰余価値の生産と労働条件の関係を論じる際に、当時イギリスの工場法にも言及しつつ記述、分析している。

資本論』、第1巻第3部第8章

  

右の写真は18世紀イギリスで炭鉱労働に従事する児童、左はアメリカの写真家による作者不詳の風刺画の写真、1912年。

 これらに関心をもったのは次の資本論の勉強会でこの第8章を報告する番にあたっていたからです。約2週間後ですが大変頁数の多いところです。同時に労働時間問題が政治の中心課題にもなっている時期で、19世紀の問題であると同時に現代の問題でもあります。

 児童労働問題はもちろん労働者全体の、国民的問題として理解するためにもこの章をしっかり学んでおかなければとこの写真を見ながらも思います。