内紛が続くLIXILグループ内で新たな問題があったようです。
今回はLIXILグループ傘下のLIXILビバが下請け43社の従業員
延べ812人を6100時間以上無償で働かせたようで LIXIL
の 「力」 が想像できます。
下請けが負担させられた人件費や交通費、宿泊費は総額1千万円
以上で 厳しい下請け単価がますます下がったことになります。
可愛そうなケースでは 埼玉県から北海道の店舗に自腹で行かされた
人もいるようです。
断りたいが仕事の受注を考えると断れない・・・悲しいですね・・・・
「サービス残業・無償仕事は当然!」 と考える横柄なLIXIL社員
社員の言動の根底には幹部社員・経営者の考え方があります。
上辺を取り繕っても社員は敏感に感じ取り 「忖度」 します。
寄らば大樹で育った社員はそれなりの社風に染まります。
巧妙な下請け活用法は増々エスカレートしそうです。
今回の下請けいじめがどこから発覚したのか紹介されていませんが
勇気ある告発者が追及される怖さが残ります。
公正取引委員会は下請けに負担させた費用を速やかに支払うように
LIXILビバに勧告したようです。