見沼代用水が 「世界かんがい施設遺跡」 に選ばれたそうです。
あまり聞きなれない遺跡名ですが 身近な用水が国際的な遺跡に選ばれたことは
素晴らしいことで嬉しく思います。
同遺跡の認定法は歴史的 技術的に価値が高いダムや水路 ため池などが対象で
2014年から始まった制度たそうです。
見沼代用水は1727年から開発が進められ 現在でも埼玉県東部の約1万haの
農地に水を供給しています。
見沼代用水は利根川中流から東京都堺まで約80キロを流れている規模の大きな
用水で 水も比較的きれいなため魚も多く見かけます。
見沼代用水により湿地帯であった荒れ地が新田開発され 現在のような見沼たんぼ
へと引き継がれています。
(写真を2回クリックすれば拡大して見える)
見沼代用水は見沼たんぼの東西を北~南に流れています。
見沼代用水沿いの道には桜の木が多く植えられているので 春には
花見が楽しめます。
桜を知らない外国人にも 桜並木風景を紹介してほしいものです。