横浜傾斜マンションの全棟建て替えが決定したようです。
問題のない棟もまとめて解体建て替えなので豪勢です。
どうしてこんなことになってしまったのか?
マンション建設工事の分業化と夢のない重層下請け制度で
マンネリ化した業務の日々・・・・。
想定外の問題が発生しても発注元の逆鱗と無理難題の要求を
知っているので報告しずらい・・・。
限られた経験の中で 「この程度の問題なら何とかなりそう」
「10年後はこの会社にいないだろうから まあいいか・・・」
とダンマリを決め込む。
元請け会社の社員は重層下請け制度のぬるま湯にたっぷりつかり
「接待大好き・よいしょ大好き」 で疑うことを忘れている。
結果としてマンション工事はどんどん進み 元請け会社の厳しい
竣工検査(?)を経て完成となる。
今回の問題発覚は素人でもわかる沈下現象でしたが 見ただけでは
解らない複合問題を抱えたマンション工事もあると思います。
現状の重層下請け制度の弊害を検討改善して頂きたいものです。