昨日ご紹介のマーク・ティクルさんの「Peek-a-Box Too」の映像です。マーク・ティクルさんはバーナーワークの名手で、万華鏡の中に組み込まれたさまざまな昆虫たちも彼の手による作品ですが、オブジェクトチェンバーにもガラスビーズを閉じ込めたガラスアンプルを含め、バーナーワークによるオブジェクトや質感の異なるダイクロイックガラス片を入れて、独自の映像表現をしています。特に光をたくさん取り込むことのできるオブジェクトチェンバーなので、ダイクロイックガラスの効果で鮮やかな色が生まれ、また重なり合う面白みも考えられた多彩な変化を楽しむことができます。2ミラー5ポイントの映像というのは美しい安定感があり、目に心地よい映像です。
バーナーワークのデモンストレーションをするマークさん。持っているのはガラス棒です。
炎の中から生まれたガラスのとんぼ