このブログで初めてご紹介する石田千香子さんの万華鏡「レクイエム」です。
ステンレス製のシンプルで美しい筒にオイルチェンバーというスタイルの万華鏡を数多く製作なさっている石田さんですが、そのひとつひとつがタイトルを持ち、異なった映像美を見せています。
この「レクイエム」は黒い背景のオイルチェンバーに小さなオブジェクトが少なめに入っています。シルバーやブルーの細かいオブジェクトに混じって透明な粒のようなオブジェクトがサイドからの光を受けて涙の粒のように、あるいは水中の泡のように生まれ、消えていきます。オブジェクトの量が少ないので、背景の黒い世界が深く感じられ、そこに吸い込まれそうになるかと思えば、美しい光の粒に包まれた輝きに満ちた静けさに包まれます。回転させて楽しむというより、じっと持ったままオブジェクトの流れに任せて映像を楽しむと、この万華鏡の魅力を良く理解できると思います。きっと荘厳で静かなレクイエムを聴くような気持ちになることでしょう。
ステンレス製のシンプルで美しい筒にオイルチェンバーというスタイルの万華鏡を数多く製作なさっている石田さんですが、そのひとつひとつがタイトルを持ち、異なった映像美を見せています。
この「レクイエム」は黒い背景のオイルチェンバーに小さなオブジェクトが少なめに入っています。シルバーやブルーの細かいオブジェクトに混じって透明な粒のようなオブジェクトがサイドからの光を受けて涙の粒のように、あるいは水中の泡のように生まれ、消えていきます。オブジェクトの量が少ないので、背景の黒い世界が深く感じられ、そこに吸い込まれそうになるかと思えば、美しい光の粒に包まれた輝きに満ちた静けさに包まれます。回転させて楽しむというより、じっと持ったままオブジェクトの流れに任せて映像を楽しむと、この万華鏡の魅力を良く理解できると思います。きっと荘厳で静かなレクイエムを聴くような気持ちになることでしょう。