前回に続いてマイケル・コリア(Michael Collier)さんのカラースピリットシリーズから、ゴールドの輝きが特徴の「ブラック・ブリング(Black Bling)」です。 きらきら派手めの飾りなどを指すブリングという言葉をタイトルに使っているだけあって、前回のホットピンク同様、インパクトがあり、好みも分かれそうなタイプの万華鏡ですが、先端のオブジェクトセルを回しながら、次はどんな映像だろうと楽しみな作品です。
中のゴールドの世界を閉じ込める筒には黒をアクセントにした外観。 なかなかクールです。 ちらっと見えるオブジェクトセルの中には光り輝く物体が・・・
ゴールドにもいろいろな色味があるのが良くわかるこの万華鏡、派手なばかりでなく、色合いの妙、形の面白さも楽しめます。 アクセサリーのデザインを探しているみたいです。
オイルの中に浮かぶパールや青、緑に輝くホログラム素材のリボン、お得意のポリマークレイのオブジェクトなど総動員して、ゴールドの世界を演出。 単調にならないところがさすがです。
セルの横から光を当てると、さらに煌めきがましてゴージャスな印象。 写真では煌めき感が十分に表現できていませんが、次々に現れる宝物を覗いているような気分です。
このカラースピリットシリーズには、ほかにアクア、チェリー、ライム、パープルなどの色をテーマにした作品と、マルチカラーのオブジェクトを楽しめるもの(筒のアクセントカラーはチャコールとホワイト)があります。
ダイナミックな映像展開が楽しめるモダンでシンプル、"アメリカン"な万華鏡です。