
オブジェクトセルの種類として、ドライやオイルといった分類のほかに、背景の色によって、映像が違ってくることを前にも触れました。この写真はチャールズ・カラディモスさんのクラシックコーンというシリーズのひとつですが、ここでは、一部が透き通っているすりガラスが背景に使われています。いわゆる白い背景の作品です。
一般的にはすりガラスを使うことが多いのですが、その理由は光を正面から通しながら、向こう側の景色が映り込まないためです。セルの中は外からは見えませんが、オブジェクトは光を通しやすい素材(ガラスや偏光素材など)を使い、その重なりによる色の変化の妙を楽しみます。ブリュースターが考案した万華鏡も、その後、ブッシュが考案した万華鏡もこのタイプがほとんどで、ドライセルの中で光を通してきれいに見えるオブジェクトを選んでいました。
カラディモスさんの追求しているのは、このような古典的なスタイルを極めて、より美しい映像を生み出すことなので、彼の作品の基本は白い背景の作品です。
そして探してみると、意外とこのタイプの作品が少ないことに気が付きました。万華鏡の進化とともに、さまざまなバリエーションが生まれ、工夫や創意の表し方もいろいろになっていますが、このオーソドックスなカラディモス万華鏡には、多くのファンがいる事も事実です。
一般的にはすりガラスを使うことが多いのですが、その理由は光を正面から通しながら、向こう側の景色が映り込まないためです。セルの中は外からは見えませんが、オブジェクトは光を通しやすい素材(ガラスや偏光素材など)を使い、その重なりによる色の変化の妙を楽しみます。ブリュースターが考案した万華鏡も、その後、ブッシュが考案した万華鏡もこのタイプがほとんどで、ドライセルの中で光を通してきれいに見えるオブジェクトを選んでいました。
カラディモスさんの追求しているのは、このような古典的なスタイルを極めて、より美しい映像を生み出すことなので、彼の作品の基本は白い背景の作品です。
そして探してみると、意外とこのタイプの作品が少ないことに気が付きました。万華鏡の進化とともに、さまざまなバリエーションが生まれ、工夫や創意の表し方もいろいろになっていますが、このオーソドックスなカラディモス万華鏡には、多くのファンがいる事も事実です。
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