
小嶌淳さんの木製万華鏡「モノリス」です。「おとなも楽しむ万華鏡」展に出品された新作で、小嶌さんの新たな挑戦です。無垢のウォルナット材をくり抜いて作ることにこだわったというこの作品は、加工の美しさはもちろんのこと、全体的なデザインも素晴らしくて目を惹きました。渋い光沢の真鍮の部品のひとつひとつが手作りで、正面にはアクセントとして、真鍮の鋲が3個並んだデザインが施されていますが、「3」という数にも作家さんの思い入れがあるようです。くり抜いた裏側は、一面に光沢の美しいイリデッセントガラスをはめ込んであるので十分な光を取り込み、光を通さず暗くなりがちな木製万華鏡の問題点をクリアしています。また質感の違うガラスと木の組み合わせが斬新なデザインで美しかったので、実は昨日までこのブログでその写真を使っていましたが、やはり正面をご紹介するべきかなあと思って、書き換えました。
「モノリス」というのは、スタンリー・キューブリック監督のSF作品「2001年宇宙の旅」に出てきた石柱状のなぞの物体。映画を見た小嶌さんに強い印象を与えたそうです。じっくりと暖めてきたアイディアを実現したとおっしゃるこの作品は、ミラーシステムやデザインなど、さらに幅を広げて行く予定だそうで、ますます楽しみです。
「モノリス」というのは、スタンリー・キューブリック監督のSF作品「2001年宇宙の旅」に出てきた石柱状のなぞの物体。映画を見た小嶌さんに強い印象を与えたそうです。じっくりと暖めてきたアイディアを実現したとおっしゃるこの作品は、ミラーシステムやデザインなど、さらに幅を広げて行く予定だそうで、ますます楽しみです。
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