
今回ご紹介するのは、万華鏡の映像を音楽と組み合わせたDVDで、ギャラリーヴィヴァンで開催されたIKA展公募部門で展示された岡本脩さんの出品作です。
「万華鏡フルコース」と題されたこのDVDは万華鏡をカメラで覗いて撮影したもののほか、コンピュータミラーの2ミラー(12~50ポイント)や3ミラーの合成映像などで構成して5分30秒の音楽と映像を楽しむものです。IKA展の中では異色の作品でしたが、ユニークな試みだと思います。 今までにも万華鏡映像を音楽と組み合わせてDVDにしているものはありますが、その作り方はさまざまのようです。
この作品の場合、音楽のリズムに合わせて映像が変化するようにしてあるのか?
それともある一定のスピードで動くようにすると、音楽的にもうまくあてはまるものなのか?そんな疑問に対して答えていただきました。
具体的には音楽を選定してから撮影に入ります。音楽をを流し、完成映像をイメージし、オブジェクトの動き(速度と方向)と光の方向を変えながら必用な時間数の2倍から10倍くらいテープを廻します。
編集段階で小節ごとに音楽のイメージに近い映像を選び貼り付けます、不思議な事に一定のスピードで動くようにすると、音楽的にもうまくあてはまるものなのです、しかし少なくとも1小節のなかで1箇所、音楽と映像がピタリと感ずるように、映像の時間をシフトします。
この丁寧な説明に分かったような気もしましたが、結構大変な作業なのではと推察します。岡本さんのこだわりは、外観や奇をてらったような万華鏡表現ではなく、美しいシンメトリーの、きちっとした映像で万華鏡を表現すること。時計にたとえれば、宝石に飾られたゼンマイ仕掛け腕時計よりも、実用性庶民性のある絶対正確なクーオーツ電波時計のような作品を目指されたということです。この作品は万華鏡の魅力を広く伝える道具として面白いのではないか、万華鏡販売促進の材料に使えるのではないか、そして万華鏡作家さんに新分野として研究してもらえたらと提案なさっています。
この作品は岡本さんのウェブサイトで動画をご覧いただけます。
「万華鏡フルコース」と題されたこのDVDは万華鏡をカメラで覗いて撮影したもののほか、コンピュータミラーの2ミラー(12~50ポイント)や3ミラーの合成映像などで構成して5分30秒の音楽と映像を楽しむものです。IKA展の中では異色の作品でしたが、ユニークな試みだと思います。 今までにも万華鏡映像を音楽と組み合わせてDVDにしているものはありますが、その作り方はさまざまのようです。
この作品の場合、音楽のリズムに合わせて映像が変化するようにしてあるのか?
それともある一定のスピードで動くようにすると、音楽的にもうまくあてはまるものなのか?そんな疑問に対して答えていただきました。
具体的には音楽を選定してから撮影に入ります。音楽をを流し、完成映像をイメージし、オブジェクトの動き(速度と方向)と光の方向を変えながら必用な時間数の2倍から10倍くらいテープを廻します。
編集段階で小節ごとに音楽のイメージに近い映像を選び貼り付けます、不思議な事に一定のスピードで動くようにすると、音楽的にもうまくあてはまるものなのです、しかし少なくとも1小節のなかで1箇所、音楽と映像がピタリと感ずるように、映像の時間をシフトします。
この丁寧な説明に分かったような気もしましたが、結構大変な作業なのではと推察します。岡本さんのこだわりは、外観や奇をてらったような万華鏡表現ではなく、美しいシンメトリーの、きちっとした映像で万華鏡を表現すること。時計にたとえれば、宝石に飾られたゼンマイ仕掛け腕時計よりも、実用性庶民性のある絶対正確なクーオーツ電波時計のような作品を目指されたということです。この作品は万華鏡の魅力を広く伝える道具として面白いのではないか、万華鏡販売促進の材料に使えるのではないか、そして万華鏡作家さんに新分野として研究してもらえたらと提案なさっています。
この作品は岡本さんのウェブサイトで動画をご覧いただけます。