
万華鏡の内部映像のことを英語ではImage(イメージ)ということばで表現します。ぜひ覚えておいてくださいね。日本語で使われている「イメージ」は心象という意味で使われることが多いと思うので少し違いますね。
ところで内部映像の魅力を言葉で表そうとする時、「色の饗宴」とか「色鮮やかな」という表現からわかるようにたくさんの色合いの織り成す思いがけない美しさが大きな要素のひとつになっています。 ところが、今日ご紹介する映像はできるだけ余分な色を使わず、しかも大変美しい映像です。ステンドガラスの万華鏡作家、細井厚子さんの万華鏡「Bridal Rose」のイメージをご紹介します。彼女は万華鏡本体のデザインもとてもシンプルですが、一つ一つの万華鏡にテーマがあり、余分な装飾を避けて、静かなイメージを鏡の向こうに表現しようとしているのです。この繊細さ、優しさに満ちた映像は、やはり日本人だからこそ生まれるような気がしてなりません。最後に彼女のメッセージをお伝えしたいと思います。
「流れていく時間、聞こえない音楽、言葉にならない想い、静かに癒されていく悲しみ…、
それら、目に見えない、愛おしく懐かしいものたちに小さな形を与えること。
それが私のしたいことです。
そして、それを助けてくれるのが、私にとっての万華鏡です。」
ところで内部映像の魅力を言葉で表そうとする時、「色の饗宴」とか「色鮮やかな」という表現からわかるようにたくさんの色合いの織り成す思いがけない美しさが大きな要素のひとつになっています。 ところが、今日ご紹介する映像はできるだけ余分な色を使わず、しかも大変美しい映像です。ステンドガラスの万華鏡作家、細井厚子さんの万華鏡「Bridal Rose」のイメージをご紹介します。彼女は万華鏡本体のデザインもとてもシンプルですが、一つ一つの万華鏡にテーマがあり、余分な装飾を避けて、静かなイメージを鏡の向こうに表現しようとしているのです。この繊細さ、優しさに満ちた映像は、やはり日本人だからこそ生まれるような気がしてなりません。最後に彼女のメッセージをお伝えしたいと思います。
「流れていく時間、聞こえない音楽、言葉にならない想い、静かに癒されていく悲しみ…、
それら、目に見えない、愛おしく懐かしいものたちに小さな形を与えること。
それが私のしたいことです。
そして、それを助けてくれるのが、私にとっての万華鏡です。」
細井さんの作品は薄い色のオブジェクトの映像を見る機会が多く、一見寂しい印象を感じますが、最近見る時のコツのようなものがわかって楽しんでいます。