
キャロリン・ベネットさんは、ブリュースター・カレイドスコープソサエティの初期から、というより、それよりも以前から万華鏡を作っていた作家さんです。 コージー・ベーカーさんが万華鏡作家を探す中で、ベネットさんのところに出向き、その出会いがあってカレイドスコープ・ルネッサンスをともに牽引し、さまざまな万華鏡を生み出してきました。
素材は主にアクリルで、現代的な感覚の作品や、子供から大人まで楽しめるような作品を数多く作っています。
今回新作発表されたのも、シンプルで遊び心にあふれた万華鏡「インサイド・アウト」です。
アクリル製の三角錐で、内側の2面がミラーになっています。 大きく開いた正面の窓から万華鏡映像を斜めに見たところです。
上から覗くと、こんな風に見えます。
このひよこちゃんが一羽、特別な任務を帯びていて、動き回って他のオブジェクトを撹拌します。
そして万華鏡模様に変化をもたらします。
このひよこちゃんを動かすのが、この緑色の駒です。 この駒を移動させるとひよこちゃんも動き回るのです。 その秘密はもうお分かりと思いますが、マグネットです。
このマグネットを底面に当ててひよこちゃんを動かしたり、、側面にひよこちゃんを連れてきたりして、鏡の間の世界をあれこれいじくるのが楽しい万華鏡です。
ほら、ひよこちゃんは上の方で下界を見下ろしているようですね。
ひよこちゃんだけでなく、他の駒も用意されたシリーズです。 それに合わせてオブジェクトも外観に使っている写真も選んでいます。 もちろん、ご自分で撮影した写真です。
カラフルな色が大好きな作家さんで、作品も豊かな色にあふれています。 子どもでもおとなでもつい遊びたくなる万華鏡です。
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