万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

作家さんからのメッセージ

2007-11-16 22:56:04 | 万華鏡ブログ
デュレット夫妻のクリスマススコープ2007が発表されました。キリスト教以外の人も多い多民族国家アメリカでは、ホリデイスコープと呼ばれています。今回の万華鏡には、この写真の冊子が付いており、デュレット夫妻の万華鏡を通しての想いや希望が述べられていますので、万華鏡の好きな方々にお伝えしたいと思います。
この図案は切り絵作家マリー・へリーン・グラブマンさんが、サリー・デュレットさんの書いた物語の一場面を切り絵で創ったアートです。この図案が万華鏡の本体を飾ります。
この万華鏡はサリーさんの書いた物語「冬の夜の夢」の3つの場面に合わせてデザインされる3部作となるそうです。「森の中へ」と題された今年の作品は、その第1作めです。
この冊子の始めには、「息子のノア・アレキサンダーと世界中の子供達に捧げる万華鏡」と書かれています。
そして、子供達や続く世代に私達が残していく世界が平和に満ち、生きとし生けるものが全て慈しまれ、信仰や文化が違ってもお互いが尊重される世の中であるように願ってこの物語を考え、万華鏡を創ったと書いてあるのです。戦争に突き進む現政府のやり方を万華鏡を通して批判し、大切なものは何か訴えようとしているのです。こんな強いメッセージを秘めた万華鏡は初めてだったし、驚きでもあったのでサリーさんにそのことを伝えたところ、「私達おとなが行動を起こし、ノーモア!と言わないうちにどれほど多くの子供達が殺されているのかを問いかけている」というコメントが返ってきました。
万華鏡を覗いたら気持ちが安らかになったり、ハッピーになったりすることと、みんなが平和を享受することには、きっと通じるところがありますね。
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