
この作品はダイヴァーシティー・グラスワークスという工房で1989年に作られた「スフィアスコープ(Sphere Scope)」です。この工房は今はもうありませんが、当時の有名なガラスアーティストたちによるマーブルをオブジェクトとした、ステンドガラス製のプロダクションタイプのマーブルスコープを製作していました。
大きさの違う二つのマーブルがテイパートミラーシステムを内蔵する筒の両端に付いています。どこから覗くのでしょうか。
これらのマーブルは軽量のワイヤーで支えられていますが、そのワイヤーは簡単に引き抜いて取り外せるようになっているのです。片方をはずすと、そこが覗き口になり、もうひとつのマーブルをオブジェクトとして回転させ、その映像を楽しみます。テイパードになっていますから、双方の映像は違うタイプになり、楽しみがダブルになるのです。ひとつの万華鏡を2つの覗き口から眺められるユニークなアイディアが魅力の作品です。
作家もののマーブルは、個性的で、色の深みがあり、万華鏡のオブジェクトとして大変面白いものです。ダイヴァーシティーグラスワークスの作品がきっかけとなって、その後、作家もののマーブルをオブジェクトに使った万華鏡が作られるようになったそうです。目の付け所が良かったですね。
*マーブルというのは、ビー球を大きくしたようなガラスの球体(他の素材もありますが)で、種類や色も多様で、特に手作りの作家ものを中心に、海外ではコレクションの対象として創られています。そのマーブルをオブジェクトにして、映像を楽しむのが、マーブルスコープです。 マーブルはいかなる方向にも回すことができるので、さまざまなパターンを見ることができます。
大きさの違う二つのマーブルがテイパートミラーシステムを内蔵する筒の両端に付いています。どこから覗くのでしょうか。
これらのマーブルは軽量のワイヤーで支えられていますが、そのワイヤーは簡単に引き抜いて取り外せるようになっているのです。片方をはずすと、そこが覗き口になり、もうひとつのマーブルをオブジェクトとして回転させ、その映像を楽しみます。テイパードになっていますから、双方の映像は違うタイプになり、楽しみがダブルになるのです。ひとつの万華鏡を2つの覗き口から眺められるユニークなアイディアが魅力の作品です。
作家もののマーブルは、個性的で、色の深みがあり、万華鏡のオブジェクトとして大変面白いものです。ダイヴァーシティーグラスワークスの作品がきっかけとなって、その後、作家もののマーブルをオブジェクトに使った万華鏡が作られるようになったそうです。目の付け所が良かったですね。
*マーブルというのは、ビー球を大きくしたようなガラスの球体(他の素材もありますが)で、種類や色も多様で、特に手作りの作家ものを中心に、海外ではコレクションの対象として創られています。そのマーブルをオブジェクトにして、映像を楽しむのが、マーブルスコープです。 マーブルはいかなる方向にも回すことができるので、さまざまなパターンを見ることができます。
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