
今日もスー・リオの万華鏡映像をご紹介します。限定版の作品「フローラ」の内部映像です。スーは、外部のデザインにダイクロイックガラスをふんだんに使ったもの、昨日のようなオブジェクトのシリンダーにダイクロイックガラスを取り入れたものなど、ダイクロイックガラスの魅力を、その作品に余すところなく表現してきましたが、この「フローラ」万華鏡では、その魅力が内部のデザインに生かされています。ここでダイクロイック(2色性)ガラスの説明をしておきますね。ガラスの表面に真空空間で金属のごく薄い層を付着させたもので、その技術は航空宇宙産業で開発されたものです。光が表面で反射したり、重ねられたガラスの層を屈折して通ったりするため、深みのある色合いと、きらめきのある光沢とが融合して魅力的な輝きを見せるガラスです。 そのダイクロイックガラスを3角形に組まれたミラーシステムの1枚に使っているのです。その結果先端部からオブジェクトセルを通して入ってくる光の当たり方によって変化する輝きが、2ミラーの曼荼羅映像を取り囲む幻想的なオーラになっています。中心となる映像は花がテーマで、春らしい明るさ、透明感に満ちています。万華鏡の内部で光が遊び、花が咲く感じです。ガラスのいろいろな魅力を味わえますね。
昨日のプティ・ハミングバードですが、やはり明るい日光のあるところの方がガラスが美しいので、写真を替えました。 良かったらもう一度ごらんください。
昨日のプティ・ハミングバードですが、やはり明るい日光のあるところの方がガラスが美しいので、写真を替えました。 良かったらもう一度ごらんください。
映像が見違えるように華やかになったり、
本体に使えばまた高級感がぐんとアップしますね。
このようにミラーシステムの中に取り入れると
夢の世界のようです。
ところでダイクロイックガラスはなんて高いのでしょう!
いつもお店で、お財布の中身と相談しては、ため息しきりです。
日本では作らないのでしょうか・・・・。